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スポーツ実況という創作 セッションレポート #noteフェス
10/17まで開催中!note CREATOR FESTIVALの倉敷保雄さんと下田恒幸さんによる「スポーツ実況という創作」セッション。
実況で日々意識されていることを、視聴者のみなさんも参考にできる内容に落とし込んで解説いただきました。会場の空気も一気にヒートアップした様子を視聴者からのツイートやレポート記事とともにご紹介します。
※10/20までに投稿されたレポートの中から、編集部が厳選した記事を随時追加していく予定です。投稿、お待ちしてます!
※本セッションはnote CREATOR FESTIVAL2021の企画のひとつです。くわしくは下記のリンクからご覧ください。
アーカイブ動画はこちら
スピーカー
フリーアナウンサー・倉敷保雄さん
1961年生まれ、大阪府出身。ラジオ福島アナウンサー、文化放送記者を経て、フリーに。現在はスカパー!(ブンデスリーガ)やDAZN(ラ・リーガ)でサッカー中継の実況として活動中。愛称はポルトガル語で「名手」を意味する「クラッキ」と苗字の倉敷をかけた「クラッキー」。番組司会、CM、ナレーション業務の他にゴジラ作品DVDのオーディオコメンタリーを数多く担当し、ディズニーアニメ研究のテキストも発表している。著作は小説『星降る島のフットボーラー』(双葉社)エッセイ『ことの次第』(ソル・メディア)など。
フリーアナウンサー・下田恒幸さん
1967年生まれ。東京都町田市出身。小学生時代に在住していたブラジルで出会ったラジオのサッカー中継がきっかけで実況アナウンサーを志す。1990年仙台放送入社、2005年からフリー。主にサッカー中継(Jリーグ、欧州主要リーグ)を担当している。W杯南ア大会の日本×カメルーン戦、本田と長友
が対決したミラノダービーを現地中継。CL決勝を3度、EL決勝を5度担当するなど経験豊富。サッカー以外の競技の実況にも対応する。
Twitter
実況とはガイドのようなもの
★実況とは「ガイド」のようなもの
— 河原塚 徹(づかっち)@noteフェスで実況Tweet担当 (@passionhack) October 17, 2021
下田さん「起こっていることを音で導く仕事」
倉敷さん「視聴者に必要な情報を提供する準備。まずは過去。たくさん調べるけど、ほとんど捨ててしまう。チームはどういう状況か?注目の選手は?」#noteフェス
『試合のために情報を集めるけど、ほとんど捨てちゃう。過去、現在、未来の順に話していく』
— ayuka (@ayuka_n) October 17, 2021
事前準備がすごそうだ~。スポーツの現場で、アドリブ的に状況に対応しながら言語化していくの、事前に一通り頭に入れても大変そう。
まさにガイド的に頭に地図を入れておく。#noteフェス
倉敷さん「僕らがお伝えするのは、その試合に関する過去・現在・未来。だから背景とかいっぱい調べるんですけどほとんど捨てちゃうw 」
— みわみわ a.k.a. みわさん(既婚。ガチャの人。) (@miwamiwa_34567) October 17, 2021
下田さん「そこに色を足すのが各実況担当の腕の見せ所。」
実況とはガイドのようなものについてのお話。下調べの重要さを思い知らされる。
#noteフェス
実況ノウハウが書く技術にも活かせること
出来事を音声情報だけでなぞれるように、とっさに言語化していく。ロングパスなのかショートパスなのかを音声で示す。
— ayuka (@ayuka_n) October 17, 2021
即興劇みたいなことをしているのかな。大きな流れは共有されているけど、役者によってディティールが違う。#noteフェス
実況のキャッチーさとは。
— みわみわ a.k.a. みわさん(既婚。ガチャの人。) (@miwamiwa_34567) October 17, 2021
下田さんは「音楽に近い」とのこと。
実況の中で、事前取材で得た情報を適切なタイミングで入れる→それがみている人にひっかかる。
それが、下田さんの考える「キャッチーさ」。
#noteフェス
スポーツ実況は芸術である。文芸である。コピーライティングである。ポエムである。叙事詩でもあれば、抒情詩でもある。韻文でもあり、散文でもある。それは旋律となり、声に乗せられ、観るものをカタルシスへと導き熱くさせる。スポーツ実況はめちゃめちゃ楽しい!ありがとうございました #noteフェス
— 水銀蛇蝎 a.k.a しゅがゆか (@pistorelo9) October 17, 2021
心地良く引っかかる言葉選びが、聞いてて楽しいお二人の話🎙
— あったゆういち。 (@yuichiatta) October 17, 2021
今の実況スタイルが、沢山の準備と失敗と挑戦の連続で磨かれた話に勇気をもらい。
言葉のリズムを大切にされている事に
ウンウン頷き。
表現する事を楽しんでるような日常の話など、憧れるお2人の話が幸せすぎた😭
憧れって大事😊 https://t.co/kGS5EXSpJP
こちらの記事でも、おふたりにじっくりお話を伺っています。
視聴者からの質問
ミスもするし、誰かを傷つけることもある。傷つけるかもしれないという自覚と気遣い。#noteフェス
— HYS(ひす) | 攻略本執筆|大会主催 (@heyyoooo12300) October 17, 2021
批判じゃなくて批評をする。プレーは批評しても、人は批判しない。そこを分かってもらうにはどうするか、常に考えている。#noteフェス
— あじか☺︎ (@yyukii314) October 17, 2021
メモを取りながら観ていただいた方。
@tsuneyukishimo
— 🐻 (@owjfcss7) October 17, 2021
メモが全然追いつかなかったですが、濃い50分間でした。濃さをカルピスで例えると原液9割水1割。お二方ありがとうございました🙏#noteフェス#スポーツ実況という創作 pic.twitter.com/04KbFQCfS7
音声感想を投稿いただいた方も。ありがとうございます!
ここからは、noteに投稿されたレポート記事をご紹介します。
noteフェス2021【DAY3】 / yuca.
「スポーツ実況のようにリズムの良いテンポで進んでいく」セッションの様子を、創作にも活かせる実況のポイントを中心にまとめたレポートです。
伝える創作には、「音感」が宿る / あじか☺︎
スポーツには関心がないものセッションを観てみたというあじかさん。面食らうほど勉強になった内容をまとめると「実況とは、目の前で起こっている振る舞いの機微を描写すること」だそうです。
スポーツ実況は船頭に近いかも / 折出賢一
ご自身もスポーツアナウンサーをされている折出さん。「どこからどう波が来るか分からない海で『こっちからか? こうか?』と考えながら船を操る」ふだんの実況と照らし合わせて、解釈を深めています。
倉敷保雄さんと下田恒幸さんの「スポーツ実況という創作」はトークが実況のようで聞きほれ気味 #noteフェス トークセッション #イベントレポ / づかっち
おおいに盛り上がったワークショップの様子もふくめて、当日の流れを臨場感たっぷりに伝えるレポートです。
noteフェス、10/17まで!
noteフェスは10月17日(日)まで。各セッション、アーカイブ動画も残っていますので、ぜひご覧ください!