【アフターコロナ】持続可能な海を目指して進化を続ける江の島海水浴場。海辺からのSDGsの実現に貢献するべく、国際環境認証ブルーフラッグ取得を目指して。
今夏は残念なニュースが流れていた江の島海水浴場ですが、実際に行ってみたら、前向きで明るい海水浴場がそこにはありました。
海水浴場人気ランキング2020、3位鎌倉市由比ガ浜、2位神戸市須磨、1位は神奈川県藤沢市の片瀬西浜・鵠沼で、利用者数は126万8300人。2位と2倍の差をつけて圧倒的な人気を誇っています。(ダイヤモンド・オンライン調べ)
この日本屈指の利用者数を誇る江の島海水浴場が、新型コロナ感染拡大のリスクを考慮し、今夏の海水浴場の開設を断念したことは、大きなニュースとなりました。
イベントラボ100では、江の島海水浴場協同組合 理事であり海の家「くまざわや」オーナー冨家さんとの出会いをきっかけに、昨年から江の島海水浴場協同組合とのコラボ企画として海の家を活用したチームビルディングイベントを計画していました。
例えば『進化系贅沢BBQ料理でチームビルディング』。きれいな海岸線を眺めながら、料理講師が考えたおしゃれなBBQ料理に舌鼓。お食事の後は天気が良ければ、湾に沈む夕日が臨める絶好ロケーションでオーガニック・ミュージック・ライブ。こんなラグジュアリーなチームビルディング クッキングプログラムや誰もが一度はあこがれるサーフィン体験レッスン、ビーチサッカー、地引網&BBQなど、参加しやすく楽しめるチームビルディングイベントを計画しており、本来であれば海の家のオープンとともに、江の島海水浴場を見学させてもらう予定でした。
しかし「今夏の海水浴場の開設を断念する」というお知らせとともに「さてどうしよう。」と次の展開を考えているところに冨家さんから、「せっかくだから江の島海水浴場に見学に来ませんか?」とお誘いをいただきました。
誘われるままに8月31日の最終日、江の島海水浴場に行ってみると、夏らしい強い日差しの海岸線に海水浴客とサーファー。パトロールするライフセーバーと組合員、安全・安心な海岸づくりのためのルールとマリンスポーツ自粛エリアの設定により安全管理はしっかりとされていました。報道されているほどの寂しい雰囲気でも無く、実際に行ってみると、やっぱり海は明るくてワクワクする雰囲気が満載でした。しかも、この日は湘南のどこかでシークレット花火が打ちあげる「夏のうっぷん鎮魂花火 in 湘南」の開催日で、ここ江の島の片瀬西浜でも花火が打ち上げられました。
出迎えてくれた江の島海水浴場協同組合の方々は、夏が似合う小麦肌の夏男、夏女。
日本屈指の利用者数を誇る江の島は、さらなる良い海水浴場を目指して、新たな取り組みにも積極的です。片瀬西浜・鵠沼海水浴場は、ブルーフラッグ認証の取得を目指しています。「ブルーフラッグ」とは、世界で最も歴史あるビーチ、マリーナの国際環境認証です。水質、環境マネジメント、環境教育、安全・サービスについての基準を満たしたビーチ、マリーナは、その年の海水浴シーズンにブルーフラッグを掲げることが認められます。
国内の認証ビーチは、まだ4ヵ所。同じ神奈川県では、鎌倉市「由比ガ浜海水浴場」が認証を取得しています。海辺からのSDGsの実現に貢献するべく、片瀬西浜・鵠沼海水浴場もブルーフラッグ認証を取得する日は近い。
江の島周辺地域の方々のブルーフラッグ認証の取得に向けた積極的な活動が、歴史ある江の島海水浴場の持続可能な発展にもつながっています。また、ブルーフラッグの認証取得基準をクリアすればSDGsの全17項目の目標達成にもつながるようです。今回のような企業コラボにも柔軟にご対応いただけるような動きは、もちろんPRや集客という観点もありますが、持続可能な社会を一緒につくっていこうという活動の一環であると思いますので、イベントラボ100でも来年に向けて引き続き、誰でも参加できてみんなが楽しめるチームビルディングイベントを計画していきたいと思いますので、乞うご期待ください。
今回ご案内してくれた江の島海水浴場協同組合の人たち
https://enoshima-west.net/
理事 海の家「くまざわや」オーナー 冨家さん
副理事長 海の家「西浜亭」オーナー 栗原さん
広報 海の家「トウキョウポップ」オーナー 和田さん
広報 海の家「湘南キング」オーナー 豊原さん
事務局 松河さん
片瀬西浜で地曳網を操業して140年「殿網」秋田さん
https://tonoami.co.jp/
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