大人の文化祭
3年ぶりに幕張メッセで開催されたニコニコ超会議の2日目、行けなくなった友達からチケットを譲っていただいたので行ってきました。
私は2016年から参加(スタッフ)していて、来場者参加は初めてです。
今だから言うとスタッフ参加していた団体が出展しないので企画者参加をしようとしていたのです。
が!賛同者がいなくてボツでした。
これは吹奏楽メインでプロアマ問わずの楽器奏者を募集して当日会場でセッションした企画。
大盛況でした。見てても楽しかった。
これを和楽器でやってみようよという企画もありまして、プロデューサーが募集をかけたけど、肝心の和楽器奏者たちがまったく関心を示さずでボツ。
例えば津軽三味線の六段。
いろんな流派会派があるけどこの曲はそれほど大きな違いがあるわけでもなく、事前に統一の譜面を渡しておけば大合奏ができるはずなのです。
ギャラは出ないけど、約10万人の来場者や100万人を越える視聴者の目耳にとまることができる。
「民謡はこのままだと先細りだ」と嘆くぐらいだったらやってみりゃいいじゃん!
尺八や笛、太鼓の人たちと一緒に幕張メッセ内の往来でぶちあげてみればいいじゃん!
と思ったのですが…何の拘りがあるのか奏者が集まらずにボツ。
(なお企画募集責任者は私ではなくクリエイターさんでしたが)
最初は生主たちによるショボいイベントでした。
だけど回を重ねる毎に千葉県・千葉市、経産省、農水省、防衛省、文化庁と後援がつき、超歌舞伎というバーチャルキャラクターと歌舞伎役者の共演舞台が実現したり。
まぁ、自分が指揮を取りたい頑固なタイプが多いジャンルなので無理もないか。
なぁんて思いながら会場を後にしました。
懐かしい人に会って「おかえりなさい!会いたかった、会えてよかった」とお互いに顔を合わせて話せてよかった。目立つポジションではなく裏方で調整に奔走してばかりの人だけど、だからよく見てるんだよね。
「いろんな人がいて、いろんなことを言う人がいるけど、わかってる人はいるから」