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自分でやってみればいいんじゃない?

昨日は久しぶりに会う友達と、いつもお世話になっているお寺さんの境内の新緑を堪能してきました。
イベントやロケなどで使わせていただくこともありますが、私が子供の頃から境内で遊んだりボーッと時を過ごしていたお寺さんです。
友達曰く「こんなスゴいお寺でイベントやってたのに顔だせずごめん、あまり興味がないジャンルだからさぁ…」それは全然オッケーです。
私自身、このお寺さんに足を運ぶきっかけになればと思ってやってたけど、イベント目当ての人たちにはそれを期待できない。それどころかかえって失礼なことにもなるというのを、この2年間でこちらのお寺さんに限らずアチコチで思い知らされましたから。

このツイートが物議を醸しております。

音楽イベントも上のツイートのように簡単だと思っている人たちが “奏者さんにも” 多い。

実際はこれが現実です。
ライブハウスだと物販のマージンを要求されることが多いし、ホールなどは物販があると使用料が割り増しになったり。
また楽屋使用は別途料金が発生するし譜面台ひとつ、マイクスタンド一本から使用料金は前払いしなければならないとか。
チケットの売り上げが入る前にけっこうごっそりとした出費があります。それが主催者。
必死にチケットを売りますよ、だけど肝心の奏者さんが全くそれをしない場合、正直やってらんない!

この2年間で運転資金は全て吐き出しなお赤字という現状を見てると「私は何をやってたんだろうなぁ」と虚しさしか残りません。

国立能楽堂

先日の能の会は主催の先生がプロモーションのためにノーギャラのラジオ番組に出演されたり、自らが必死にチケットを売ってらっしゃった。
そうした姿勢もなく、やれ楽屋はひとり一室だの一丁前の注文つけてくるのに、チケットは売らない。
全て主催者の役割だとか、何様のつもりやねん!
でたらめはどっちだよ、被害者ぶるな。

なぁんてことばかりの2年間、さすがに疲れた。イヤになり申した。

自分でやれると思うなら、ご自由にやればよろしいのではないでしょうか。


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