低気圧時の過ごし方
『昨日まで特に元気で体調も普通だったのに、
今日になってなんだか調子が悪い』
もちろん、前日に食べ過ぎたり、無理して動き過ぎて疲れたり、色んな原因で体調を崩すこともあります。
ですが、特にいつもと変わらず不摂生なども身に覚えもない暮らしをしていて、
謎の体調の急変は低気圧の仕業かもしれません。
実感として、下のグラフのように
気圧が下がり気味の時は、心と体の調子も下がり気味に感じます。
安定しない急激な気圧低下に、自律神経が疲れるのでしょうね。。
低気圧時、人も動物はみんな
なんか調子悪い、なんかしんどい日となりやすいです。
その時の気圧数値は高めの数値でも、気圧気流が下がり傾向だと同じ様に思います。
頭痛や、体の痛み、重さダルさ、胃腸の不具合、浮腫みやすい、疲れやすい、胸の辺りが痛む、すぐ呼吸が上がる、何もやる気も起きない、気持ちも上がらない、なかなか動く気にならない、心身ともに、なんかあまり調子が良くない、そんな時です。
うちの愛犬なんかは非常にわかりやすく、高気圧時は食欲旺盛で元気に走ったり動き回っていますが、低気圧時は食欲もそこまで欲する事なく、一日中ほとんど横になって寝ているか、起きていても大人しく動きの活発度合いがぜんぜん違います。
人間も高気圧時は体も軽くて、気分も晴れやかになります。
自然界では雨の日や低気圧時は狩の成功率もグッと下がりますし、基本的に動物は一日中ゴロゴロして過ごしている事になると思います。
動物も体が重たく、狩には向いてない日なのです。
野生動物達はゴロゴロと寝て、たまに起きては体を伸ばしたり動かしたりして血流を促しています。
体の中はと言うと、自然とファスティングしている状態で、生命維持には最低エネルギーのエコモードで稼働し、修復、回復の方にエネルギーをまわしています。
結論から申すと、
動物の過ごし方の様にダラダラ寝て、水分は摂りながら、なるべく固形物を食べずに過ごし、その日は体を回復と解毒に回す休息日として暮らすのが体には最も負担が少ないです。
軽く食べたとしても消化に良いモノを。
ガッツリ食べてしまうとしんどくなったり、消化不良を起こしたりします。
不思議ですが、低気圧時は自然と食欲もそこまで湧いてこないので、ファスティングに向いている日だと私は思っています。
自律神経が、『今日はお休みだよ』と言っているような気がします。
低気圧で体はお休みモードなのに、食べ物をたくさん入れてフル稼働させるのは体に非常に負担がかかります。
我が家の愛犬は心臓疾患を抱えているので特に食事量には注意します。
下のグラフは、たまたま今日、低気圧の気流だったので参考に載せてみました。
真ん中の赤い棒は見てる時間のリアルタイムを示すモノで特に深い意味はないです。
例えば、今日でしたら気圧数値は高めなんですが、気圧気流の流れが低気圧方向です。
高気圧数値だからといって、たくさん食べてしまうと数時間後には苦しい呼吸困難の発作が起きやすいのでこんな日は愛犬の食べる摂取量を極端に減らします。
固形物は特に減らし、でも栄養失調を避けるため、鶏ガラと天然塩と少しのリンゴ酢とニンニクひとかけで作る鶏がらスープは常備して栄養ドリンクだと思って与えています。
特製鶏がらスープは犬も大好物♪
犬に塩は賛否両論ありますが、私は血液のナトリウム濃度に合わせて水分量に対して1%の濃度で天然塩を足します。
塩と同様、ニンニクも賛否両論がありますが、プレミアムフードなど多くのフードにはニンニクが入っています。
『ニンニク 犬 効果』など、ググってみるとどうやら有益な効果があるようです。
ニンニクの免疫アップ効果を狙っての事でしょうが、人間もそうですがニンニクは刺激物なので摂取する量が過ぎると体調不良の原因にもなります。
ニンニクそのものは刺激物となるので与えずに、スープに溶け出した微量栄養素の恩恵に期待して入れています。
固形物はあたえずにスープのみを与えるのですが、愛犬も栄養がとれていれば、低気圧時はそんなに欲してきません。
逆に高気圧時は食欲がすごいので食事も多めに与えます。
犬は獲物を見つけた時に一気喰いして体にエネルギーを蓄え、驚異的なスタミナを持つ動物に進化しました。
動く日と、動かない日の差がすごい目で見てわかりやすい。
私は低気圧時、しんどくなった時はできるだけ良質なモノにこだわったホットココアを飲むことが多いのですが、カカオは世界中で研究され、心臓病にたくさん良いデータが論文発表されており、ほんの少しですが、心臓病を抱える愛犬にも舐めさせたりもします^_^
低気圧時、
そんな日は食べる量を減らして、
他者にも自分にも優しく、
ゆったりと穏やかに過ごしましょう。
人間とペットたちが穏やかで健やかな日々を送れるよう願っています˚✧₊