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介護の仕事と育児の両立~家族との時間を大切にする私らしい働き方~

子育てが忙しく、仕事復帰をするのは難しいと思っていた、介護スタッフの常盤さん。お子さんが大きくなったタイミングでユースタイルに入社し、約3年が経過するところです。家族を大切にしながらも、介護の仕事を楽しむ常盤さんにお話を伺いました。

プロフィール
土屋訪問介護事業所 神奈川 常盤祥代
ユースタイルに入社する前は、主に飲食店に勤務。介護未経験で、ユースタイルに入社。今の目標は、介護福祉士の資格取得。

人と話すことが好き

―介護の仕事を選んだ理由を教えてください。
介護は未経験なのですが、以前から興味がありました。過去に接客業で働いた経験もあり、人と話す、コミュニケーションを取ることが好きなんです。また、困っている方を助けたいという気持ちも介護の仕事を選んだ理由のうちの一つです。
そのほかにも、介護の資格が取得できることや社会貢献度の高さにも魅力を感じました。

夜勤の仕事を選んだ理由

―日勤と夜勤の仕事がある中、なぜ夜勤の仕事を選びましたか?
夜勤を選んだ理由はいくつかあります。その中でも、また子供との時間を取りやすいと考え、夜勤に出ることを決めました。給与が日勤と比較して高いことも決め手の一つです。
子供が小さい時は子育てに忙しく、仕事は無理だと思っていました。しかし、子供が成長したことと、叔母との同居というタイミングが重なり、夜勤の介護の仕事を選択しました。

―1日のスケジュールを教えてください。
現在、私は週4日〜5日、夜勤に入っています。朝は、おばに子供を学校に送ってもらっています。私は10時ごろに帰宅し、子供が帰宅する15時まで自宅で過ごします。その間は、家事をしたり、睡眠をとっています。その後、家族で食事をするなどをして過ごし、夜の9時頃に出勤し翌朝まで仕事をするというサイクルです。

家族と過ごす時間を大切にする

―家族との時間はどのようにつくっていますか?
夫は現在、主に昼間に仕事をしており、夕方4時頃帰宅します。そのため、夕方から夜までは家族全員で一緒に過ごせるようになりました。私が夜に仕事で出かけている間も、何かあった場合は夫が子供を見守ってくれます。私自身も、子供の下校後から夜までの間、子供と一緒に過ごすことができるようになっています。

一時期は悩んだ育児と仕事との両立

―育児と仕事との両立で大変なことはありますか?
子供が小さいときは、夜勤で出かけると「どこへ行くの?」と寂しそうにしていました。そのため、一時期、仕事を辞めて子供と一緒に過ごすことを考えていましたが、小学3年生になって親の仕事が理解できるようになり、快く送り出してくれるようになりました。子供は私が障害のある人の手伝いをしていることを理解してくれているようです。
一方で、学校の行事(参観日、PTA、個人面談など)に参加する時は、時間をやりくりする必要があるので、ここはやや大変なところではあります

利用者様の話を聞くことが楽しみのひとつ

―現在の具体的な仕事内容を教えてください。
現在、4名の利用者様を担当しています。身の回りのお世話と見守りが主な業務なので、体力的にきついことはあまりありません。
利用者様の中にはコンピュータに詳しい人もいて、パソコンや便利なアイテムについて教えてもらっています。私とはまったく違う経験をしてきた人たちばかりなので、皆さん物知りで教えてもらうことが多く、話を聞くのが楽しいです。

まずは素直に取り組む

―仕事をする上で心がけていることはありますか?
主に心がけていることは、利用者様本人やご家族から教えていただいたことをきちんとこなすことです。自己流でなにかするよりも、決まっていることを教わった通りにやることで、利用者様やご家族に満足していただけることが多いです。

勝手なことをすると迷惑がかかることもあるので、それぞれの家庭には決まった時間や手順があることを確認し、守ることが大切です。また、先輩から教えてもらったことをきちんと実行することもとても大事ですね。先輩の話に合わせられるように、先回りして自分で準備することも心がけています。

今後の目標は資格取得!

―今後の目標を教えてください。
目標は、介護福祉士の資格を取得することです。すでに3年間勤めているため、受験資格は取得できています。ファイナンシャルプランナーなどの資格を持っており、今後は簿記の資格も取得したいと考えています。
今後も介護の仕事を子育てと両立しながら、介護現場の仕事を継続していきたいと思っています。

広報編集後記
インタビュー中、ずっとニコニコしながらお話をしていたところが印象的だった常盤さん。しっかり一本芯が通っている感があり、とても安心感がありました。同席したマネージャーさんによると、利用者さまからも、高い評価をいただいているとのこと。利用者様から信頼いただくためのヒントも掴めそうですね。


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