人との出会いを大切に|人材開発室の仕事の心がけ
こんにちは。人材開発室の扇田信一です。人材開発室は、約1年前に新設されました。
現在、ユースタイルラボラトリーが成長戦略を取り、採用を急ピッチで進めていく中で人材育成が急務となっています。そのため各階層に分けての研修実施とその後のフォローを行っています。研修をやって終わりでなく、個々の成長、並びに定着率の向上も目的とします。
全国展開を進める中、生産性の向上と再現性を追求するため「業務改善」と「業務サポート」にも着手しています。
以上のように、「育成と生産性向上」を同時並行で進めており、組織や企業の成長と競争力の向上に欠かせない人材開発の強化を今後も進めていきます。
さて、今回は私の仕事のこころがけ3つをご紹介します。
人との出会いを大切に
「80億と30,000」
この2つの数字を見て何を連想しますか?
質問を変えます。
「みなさんは一生のうち何人の人と出会うと思いますか?」
諸説ありますが、有名な説の一つとしてこう挙げられています。
この数字を見てどう感じたでしょうか。
多いと感じた人、少ないと感じた人、それぞれだと思いますが、今や世界人口は80億人に迫る状況になります。この数字の根拠は、人生80年という前提がありますが、80億の人口の中で30,000人と接点を持つということは、全体の0.000375%ということになります。
私個人としては、「一期一会」と言われますが、生涯出会う人が東京ドームがいっぱいにならない人数しかいないということになり、特に既に出会っていて、目の前にいる人との出会いは奇跡と言えます。
だからこそこの奇跡を大切にしたいと思います。
コミュニケーションで気を付けていること
ビジネスにおいての問題として「コミュニケーション」があります。
「あなたは人の悪口を言いますか?」
この質問をすると「はい」という方が多いです。
そして「はい」と答えた方に「その悪口を直接本人に言いますか?」と聞きます。
すると「いいえ」という答えが多くを占めます。
それならその悪口は言わない方が良いと私は思いますし、私がコミュニケーションで一番注意をしているところでもあります。
美味しいお酒と美味しい食べ物を食べる。私は大好きです。でもお店に行くととても嫌なことがあります。それは、特に社会人の人たちの会話です。会話の大半が、「会社の文句と上司への不満」に溢れ、そしてそこに問題である相手が不在という中、不平不満に熱くなり、お酒を飲んでいる姿がそこにあります。
その光景に触れる度に「本人に言わない悪口は何の問題解決にもならない」と呟いてしまいます。
シンプルに言えば「本人に言えないなら悪口を言わない」ということです。そういう格好悪い自分にもなりたくないですし、そういう姿を見せたくないと思います。
スピードと結果
次に大切にしていることは「スピードと結果」です。
企業はスピードが重要であると言われています。市場は常に変化しており、新しい技術や製品が登場するたびに、競争が激化します。このため、企業はスピードを持って行動することが必要です。
人生もですが、時間は有限であり、有限である時間をどう捉えるかだと思います。ビジネスにおいてスピードを追及すると、それを嫌がる人も実際多いのが現実です。
でもその時いつもこう思います。
「自分の大切な人が手術をしないといけなくなったら...」
私はできるだけすぐにやる、という決断をし、最短で完治という結果を手にしたいと考えます。
ビジネスにおいても、「スピード感を高め結果を出すこと」を心がけているところです。
今後に向けて
私たちが身を置く介護業界は、高齢化社会が進展する中でますます重要な役割を担うようになっています。
それにも関わらず、業界として大きな課題を抱えています。
介護職には、高齢化が進む中で必要性が高まっていますが、介護職員が大きく不足しています。 そのため、介護職員1人あたりの負担が大きくなり、ストレスや過労、離職などの問題が起きています。
また待遇面においては、給与が低いことや、長時間労働が多いことなどがあり、やっていても割りに合わないというイメージも強くあります。
このような現状も踏まえ、まずは自社からになりますが、働く上での諸問題を解決するために、具体的なアクションをし続けたいと思います。
具体的には、未経験でも挑戦できる育成体制の構築とキャリア形成の支援、一人ひとりが目指すステージに併せて成長できる環境づくり、業務の効率化などです。これらを通じて、介護職の仕事の価値を高めていきます。
そしてその次は、そこで得たノウハウを介護業界を皮切りに同じような課題を抱えている業界にもシェアをしていくことを今後成し遂げていきたいです。