🪴園芸の裏側:土の使用とリサイクルについて考える
みなさんは園芸農家や生産者が土をどこから入手しているのか、またホームセンターで多種多様な土を見て、一体どうしてこんなに種類があるのか疑問に思ったことはありませんか?
あまり意識したことがないかもしれませんが、土壌の特性は地域ごとに異なり、それに応じて土地ごとに販売されている土の種類も多岐にわたります。土は作物の生育に不可欠な要素であり、土壌の状態や特性によって作物の品質や収量にも大きな影響を与えます。そのため、園芸農家や生産者は適切な土を選定し、購入する必要があります。
地域によって土の特性が異なるため、それぞれの地域で採掘した土を提供する業者が各地域で存在します。関東地方では赤土が一般的であり、関西地方ではバーグと呼ばれる土がよく使われています。さらに、土壌の特性に応じて栄養素の配合や排水性なども異なるため、成分表示はよく確認しましょう。
{植え替えサービスの舞台裏!驚愕の土の使用量に迫る}記事で紹介した通り、私たちも生産者ほどではないですが大量に土を消費し、お客様へサービス還元しています。
そこでの課題は主に仕入れコストや土の維持管理です。今回は土のリサイクルについて考えてみたいと思います。
古い土と新しい土
土には、古い土と新しい土という2つの状態があります。
古い土は、すでに使用された土壌で、一度植物が栽培された後の土です。この古い土には、栄養素が少なくなり、植物の成長に必要な条件が十分に揃っていない場合があります。そのため、古い土をそのまま使用すると、植物の成長が妨げられる可能性があります。
{植え替えサービスの舞台裏!驚愕の土の使用量に迫る}で紹介したサービスでは、生産者から届いたままの古い土から、新しい土に植え替えることをしています。そのため栄養満点で育てやすい土壌で家に迎え入れることができます。
新しい土は、新たに作られたり栄養素を供給されたりした土壌を指します。新しい土は、栄養素が豊富で、植物の成長に適した状態を保っています。土壌改良や栄養補給が行われており、植物の根が健康に成長するための環境が整っています。新しい土は、植物の生育を促進し、健全な成長をサポートする役割を果たします。
土はリサイクルできる?
一般的な家庭で古い土は再利用が難しいため、一度使用された後はリサイクルが制約されることがあります。少量でしたら、地域の自治体の指示に従って処分することができます。
園芸農家や生産者は、古い土と新しい土を適切に判断し、必要に応じて土壌改良や土の入れ替えを行うことで、植物の健康な成長を促進します。また、古い土のリサイクルや廃棄物の処理にも配慮しながら、土の管理と活用を行っています。
私たちも、いずれ農家や生産者のように規模を大きくすることでオリジナルの土を作ることでより品質の良い植物をお届けできるのではないかなと考えています。わくわく。
まとめ
それぞれの地域の土壌や、そこで育つ植物に想いを馳せつつ、土にも注目してみるとまた違った視点で自然が楽しめるかもしれませんね。
土ごとの紹介や、植え替えサービスのアップデートがあれば、またご紹介します!
土に関しての疑問があればぜひコメント等で教えてください。
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