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【国内学会】日本スポーツ栄養学会第10回大会で発表を行いました

株式会社ユーフォリアR&Dセンターリサーチャーの飯澤拓樹が、2024年9月21日〜22日に女子栄養大学坂戸キャンパスにて開催された日本スポーツ栄養学会第10回大会にて、「アンチ・ドーピングの観点からみたサプリメント選択時の注意点」というタイトルでポスター発表を行いました。

日本スポーツ栄養学会は、広く一般市民を対象として、スポーツ栄養学に関する情報提供、スポーツ栄養学領域における研究の促進と情報交換を行うとともにスポーツ栄養学に関する高い専門性を有した管理栄養士、栄養士及びスポーツに携わる専門家の教育・養成を図ることにより、スポーツ栄養学の進歩・普及や、選手の競技力向上をはかり、もって国民の健康増進、スポーツの発展に寄与することを目的とした学会です。

日本スポーツ栄養学会webサイトより

今回はR&Dセンター及びユーフォリアスポーツ科学研究所にて飯澤が実施した活動を実践活動報告の区分で発表しました。

多くのアスリートが何かしらのサプリメントを利用していますが、アンチ・ドーピングの観点から適切に製品を選択するためにどのような観点を意識する必要があるか、事例を基に発表しました。

発表者コメント:
パフォーマンス向上や身体作りのため、日々の食事からの栄養摂取に加えて戦略的にサプリメントを活用することが重要です。一方、サプリメントの利用にはアンチ・ドーピング違反物質のコンタミネーションなど一定のリスクがあることを理解しなければなりません。そのため、アスリートがサプリメントを利用する際には、必要性を十分に検討したうえで、第三者機関による分析や認証を受けている製品を選択することが重要です。
今回発表した事例から、メーカーのサイトやパッケージに記載されている情報を鵜呑みにせず、アスリートやスポーツ栄養士等のサポートスタッフは必ず、第三者機関のサイト等から直接製品の分析結果を確認することが重要であるという示唆が得られました。
サプリメント摂取による意図しないドーピング(うっかりドーピング)からアスリートを守るために、スポーツ栄養士として、研究者として今後も情報を発信し続けたいと思います。
(株式会社ユーフォリアR&Dセンター 飯澤拓樹)

ユーフォリアR&Dセンターでは、スポーツ科学領域におけるさまざまな研究課題の解明や新技術・サービスの開発、そして社会実装に取り組むため、研究活動で得られた成果を国外・国内問わず積極的に発信してまいります。


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