【11月】ユーフォリアR&Dセンター主催・社内勉強会活動報告
ユーフォリアR&Dセンターでは、ユーフォリアのビジョンである「すべての人の可能性が生きる未来へ」を実現するため、スポーツ科学領域におけるさまざまな研究課題の解明や新技術・サービスの開発、そして社会実装に取り組んでいます。
数多くのアスリート、スポーツ関係者と接する機会が多いユーフォリアメンバーには常に最新の正しい知見を取り入れておくことが求められるため、R&Dセンターが主催となり、毎週金曜日の昼12時30分から「ユーフォリア社内向けの勉強会」を開催しています。
データサイエンス、スポーツセーフティ、神経科学、そしてスポーツ栄養学など、様々な専門家が在籍するR&Dセンターでは、その知見を活かし、部署を超えた社員全体のリテラシー向上や、自身の専門性の研鑽に取り組んでいます。
今回は、2024年11月に実施した社内勉強会のトピックについてご紹介いたします。
第1週:「ユーフォリア栄養サポートについて」
第1週目の勉強会では、R&Dセンターのリーサーチャーで、公認スポーツ栄養士の資格を持つ飯澤より、ユーフォリアで実施した栄養サポートについての共有が行われました。
ユーフォリアでは昨年から、
スポーツ栄養セミナー
スポーツ栄養セミナー&ワークショップ
プロフェッショナルサポート
といった、ONE TAP SPORTSをはじめとするユーフォリアの各種サービスのユーザー様を対象とした栄養サービスの提供を開始しました。
セミナーでは最新のスポーツ栄養学に基づいた食事・栄養管理の情報提供を、ワークショップではセミナーに加え、選手自身が実際に自分の食事を振り返り、さらなる改善へ向けた案を考えます。
プロフェッショナルサポートでは、ONE TAP SPORTSを活用して選手が食事記録を行い、それに対してスポーツ栄養士の飯澤が直接、コメント(フィードバック)を行って、食事の改善を促すといったサービスです。
今回の勉強会では、チームのメンバーへ向けて”各種栄養サービス実施時のポイント”や、”そもそも栄養サポートとはどんなものか?”について紹介しました。
第2週:「疲労について考える(2/n回)」
11月2週目はリサーチャーの月岡より「疲労について考える(2/n回)」というタイトルで発表が行われました。こちらは先月にも実施した第1回目の続きで、今回はエネルギー供給系の観点から疲労について考えました。
エネルギー供給系とは、筋収縮のためのエネルギーであるATPを産生する経路の種類のことで、大きく「ATP-CP系」「解糖系」「有酸素系」の3つに分類されます。
それぞれの供給系には継続時間などに特徴があり、エネルギーを生み出せなくなる原因(≒疲労)について、月岡より分かりやすく解説がなされました。
運動生理学・生化学の基礎的な内容であるため、これまでスポーツ科学について専門的に学んでいないメンバーには少し難しい内容もありますが、スポーツ科学に関わるユーフォリアのメンバーとして、参加者は知識をどんどんアップデートしていきます!
月岡の「疲労について考える」は次回以降も続いていきます!
第3・4週:お休み
11月第3・4週の勉強会はお休みでした。
また来月からよろしくお願いします!
スポーツ医科学研究やデータ活用に関するご相談について
こちらのnoteでは、今後も毎月の社内勉強会の様子をお届けしてまいります。
もし、このような社内勉強会のトピックについて「自分たちのチームや組織でも、同じような内容の講演をしてほしい!」など、ご関心をお持ちいただけましたら、ユーフォリアでは法人向け社内セミナーやスポーツ科学に関するご相談を受け付けております。
以下のお問い合わせフォームより、「取材・講演・イベント登壇などのご依頼」の項目をお選びいただき、お気軽にお問い合わせください。内容や形式、費用などについて、追ってご相談させていただきます。
また、ユーフォリアでは受託研究のご依頼も承っておりますので、こちらについてもご興味のある方はお気軽にご連絡ください。