【和訳】Rolling Stones Indiaインタビュー(中盤)
元記事:https://rollingstoneindia.com/bts-the-rolling-stone-interview/
日本のRolling Stonesが全文訳出したので、もはや意味ないかなって思いつつ、ライトな感じで趣味で続けてます♡あっちはがっつり全訳なのでずしっどしっとしてますが、こっちの方が意味をかいつまんでさらっと読める感じにはなっているかと!
■ “No More Dream,” “Home” “Interlude: Shadow”の中に出てくる “I want a big house, big cars, big rings” の歌詞は、ライブでは"I want"を省いて、少し少し変わった形で披露されました。デビュー時からの成功の定義は変わってきていますか?
j-hope:若い頃はデビューすることがすなわち成功だったんだけど、自分がどれほど足りないものがあるかに気が付いた時が、学びの旅の始まりでした。まだその途中なので、成功とは何かを語るのは難しいです。みんなそれぞれ定義は違うと思うし。成功といえるレベルまで最善を尽くすことが慰めになります。これが今僕が思うことです。
■それに関していえば、j-hopeさんは“Airplane” from your 2018 mixtape Hope World は、かつて子供の頃に夢見ていた生活を送っていることに気づいた瞬間の産物だったと言っていましたが、未だ信じられないような瞬間がありますか?
j-hope:僕たちがただ楽しくて始めた歌やダンスがこれほど世界に影響を与えるなんて、未だに信じられません。こんなことが起こると誰も思っていなかったからなおさらですね。the Billboard Hot 100で1位になるなんていまだに信じられない。
■『Dark & Wild』や花様年華シリーズを作った時、あなた方は青春期でした。成功した大人になった今振り返ると、若者が聴く必要がある音楽について考えは進化しましたか?
RM:幼い頃、哀しみは哀しみでしか対応できないと思っていました。今大人になり、そういうわけでもないと思います。幸せと哀しみ、光と影のバランスが、人生の糧として必要なんです。
■『Map Of The Soul:7』では人間の精神を構成する色々な要素が描かれていますが、同時にあなた方が名声という階段を上った進化に関連付けられると思います。
j-hope: このアルバムは、メンバー7人で過ごした7年の旅路を振り返ったもので、今の僕たちの姿や本当の気持ちが率直に描かれています。7年間の詳細な日記を紐解いたようなものです。ありのままの自分たちを見せられて誇らしいし嬉しいです。
■“Black Swan”は芸術への愛を失うことへの恐れが描かれていますが、現実の瞬間からインスピレーションを得たのでしょうか?それとも将来への不安から?
Jimin:僕は以前から、制作に対する純粋な気持ちがなくなることへの恐怖感を持っていました。つまり、タイトなスケジュールに忙殺されて、仕事としてしか思えなくなるという。
■このアルバムには、 Skool Luv Affair, Wings, “Sea”, “Save Me,” O!RUL8,2? などを思い起こさせる瞬間がたくさんありますが、「Map of the Soul: 7」、また2020年が、なぜその原点回帰(1周回って初めに戻るような)のタイミングになったのでしょうか?
Jin: 今年は僕たちが7周年だったので、今までのことを振り返っていたら、自然に回帰のコンセプトになってましたね。
■あなた方は「人生で一番必要なときにあらわれてくれた」ってファンに言われていることがあるんですが、たくさんの人の人生を救ったり、世界に貢献していることについて、ご自身ではどう思いますか?
SUGA: 僕たちが彼らの人生を変えたっていう言葉を聞くたび、僕たちもあなた方によって変わっているんです。僕たちの言葉や音楽が伝えるものの重みを理解し、とても感謝しています。音楽への愛情もありますが、一番重要なのは、聴いてくれるファンがいること。メッセージや音楽を聴いてくれるファンにとても感謝してます。
■ARMYってどんな存在と思い浮かべますか?
V: 音楽の旅路を照らしてくれる光です。彼らがいなければ僕たちはここにいないし、道しるべしてくれて、音楽をやる意味を与えてくれる存在。
■RMさん、以前「皆さんの痛みを 100から99, 98さらに97とかにできるなら僕たちは十分意味があるんです」と話しましたね。人生を救ったって言われるとどう感じます?
RM:そんな風に言ってもらっていいのか…。逆に僕自身を崖っぷちから救ってくれる人たちでもあるんです。なのでお互い様ですね。
■音楽活動以外にも、Run BTS!, Bon Voyage and In The Soopなども出していますね。これはどういうモチベーションから?また、そこから得ているものは?
Jin: これは、ファンに僕たちのリラックスした姿を見せる楽しい企画、ってだけではなくて、グループのメンバーを結びつける役にも立ってるんです。In The Soopでご覧になったかもしれませんが、メンバーとしてというより友人同士として、韓国の美しい景色の中で時間を過ごせました。
■BTSのメンバーとしての時と、それ以外の時はどのようにバランスを取りますか?仮面をかぶっているのは大変?
V: 仮面が偽物だったら大変だろうけど、そうじゃないので全然です。
■BTSの成長はとても急激なもので、先達が到達したことのなかった地点ですが、メンターや目標にしていた人はいますか?
Jung Kook:誰もこんな成功を信じてなかったし今でも信じられないくらいですし、とても誇りに思っていますが、最初の目的を見失ってはいけないとも思います。パフォーマンスは曲作りが僕たちのすべてであり、メッセージを伝え続けたいです。パンPDが一番初めから僕たちを導いて助けてくれた人なのでとても感謝しています。
■BTSの強みや進化していることは?
Jung Kook: 僕たちの絆が一番の強みですね。関係性の良さが曲にそのまま反映されて伝わっていると思います。僕たちは個人としてもグループとしても、進化します。いくら大変なときでも、よいほうに行く道が必ずあることを長年でわかっているので。
■ UNICEF for the Love Myself campaignなどの慈善活動でも有名ですが、初めて取り組んだのはいつですか?
RM: 音楽でも行動でも、世界に良い影響を与えたいとずっと思ってきました。Love Myself campaignの機会をもらえたこと、チャリティーに参加してくれるARMYたちにも感謝しています。
■個人の活動についても話をしたいのですが、PD、作曲家として、他のアーティストに曲を提供していますね。BTSのSUGAとして曲を書く時、Agust Dとして曲を書く時、そしてEpik High, Suran, Heize and IUなど他の方に提供するとき、どうやって区別して書くのでしょうか?
SUGA: 自分の中で、この3つの役割は異なっているので、アプローチの方向性が違います。BTSの場合はメンバーの一員としてのハーモニーを、Agust Dでは粗削りの生の感じを、プロデューサーとしては、大衆性を追求しますね。
実は今年「‘The Philosophy of Agust D,’ (Agust Dの哲学)」という記事でAgust Dとは私たち世代や社会にとって何なのかを書いたんです。魂を浄化するためのもの、救世主、もっと別のものでしょうか?
SUGA:Agust Dは単に僕の一面です。本来の僕、といった方が近いかもしれない。思考を表現するのに、さほど考え込んだりはしないんですよ。
■特に “People” from D-2 が好きです。人が経験によって変化していくことのはかなさについて描かれているようで。ここ数年で誇りに思ったような変化はありますか?
SUGA: 人間は変化していくものだけど、考えが変わっていくことをよくないという人もいます。でも人間は変わっていくのが普通で、ポジティブなことだと思う。こう考えられるようになったことがうれしいです。
■歌やギターの練習をしているそうですね。なぜ始めたのですか?
SUGA: ふと自分が聴いていた19世紀のフォークシンガーみたいになってみたいなって思ったんです。年取った時にギター弾いて歌えたらいいなって。ジャンルに縛られないのもいいと思う。
■Vさん、ソロのミクテについて色々憶測が流れてますが、ブルージーな感じのものや、その他どんなものがあったりするんでしょう?
V:いろんなジャンルを試してるんですよ~。だから今までのミクテよりももっと深かったり幅広かったりする曲をお聞かせできると思います。
■アートや写真がお好きですよね。それらから影響を受けてますか?
V:アート、写真、今の僕の気持ち、そういうものを書きたいんです。
■表情も声も表現力豊かなのは、元々なのか、練習をしたのか、どちらでしょうか?
V:いろんな顔の表情を研究してるんです。たくさん練習もして。いろんなジャンルの表現ができるようになりたくて。
■Jiminさん、ソウルメイトともいえるVさんと“Friends”を書いた時、その関係性を落とし込むことは難しかったですか?
Jimin: 作曲スキルがちょっとアレなので時間がかかったんだけど、昔の思い出をひとつひとつ大事にしながらとても楽しい作業でした。
■歌手のJiminさんとダンサーのJiminさんは違うところはありますか?
Jimin:そんなことないと思うけど~!考えたこともなかった!
■一生懸命取り組む姿をファンはとても尊敬してるんですが、そのモチベーションとは?
Jimin:僕たちを待ってるファンのため。そして、これからもよりよいアーティストになりたいっていう気持ちですね。
★長いけど次回で終われそうです!次はジン君パートから♡
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