今月の本:2020年7月
先月もれてたのから、いくつか。
毎度毎度新刊が出るたびにきゃあきゃあ言っちゃう。やっと戻ってきた3人ぷらす1の旅って感じ。
均衡を保ってたそれぞれの勢力が、うまくいかなくてイライラしてきている感じがいい。仲間じゃないの、同行してただけ。
うふふあははが終わってこれからどうなるのかが気になってしょうがない。
冬が来たことによりぶっ壊れるまちがかわいい。ダイエットするクマとか聞いたことないです、なつ。
響ちゃん父が満を辞して登場。思いがけずいい話で、グッときてしまった。
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今月はたくさん読めたぞー。
増殖する横浜駅の話。
これだけ読んでなんのことやら?と思ったけど、出てくる地名や使われているツールの感じが、身近なものなので思いの外すんなり入れた世界観。
面白かった・・・トンデモ設定なのにすんなり飲み込めたのは文体もあるかな?他のも読みたい。
これを読みたくて、短編の方を先に読んだのを思い出した。
存在するだけで殺人が起こるトランジと、なぜか一緒にいるのにそれに巻き込まれないピエタの話。
こういうの、その後が描かれるのって珍しい。訳の分からない世界でちゃんと歳をとっていく姿を見れて、少し嬉しい気持ちになった。
ちょっと絵が変わった?相変わらず恐竜がゆるい。ミニザウルスの今後も気になるし。
疲れてるときは、こう言う日常ものを読むのが好き。
夏の舞妓さんは大変そう・・・!
ちょっと、登場人物全員お互いのこと好きすぎじゃね?と思い始めた最近。人の話が先行しつつあるので、ご飯の登場回数が減ってきてちょっぴり寂しい。
ツイコミでみて、イギリスの話がすごくツボで、色々ウェブで読んでいた人。
別に人生に疲れてる訳じゃないけど、ホワホワしたくて読んだ。疲れないように生きるのって大変だよね。
不思議な読後感。
SF?ファンタジー?普通の人たちの、不思議な一瞬をを切り取ったような話が続く。好き。
やはり田島列島が、好きだ。
不倫とか、離婚とか、家族の関係とか、生々しくて人間関係の歪になるところを、さらっと軽やかに、でも軽々しくなく描く。あとやっぱり絵が可愛い。そして登場人物が全員愛おしい。
加害者になりがちなほうでも、ちょっと好きになっちゃう。
そうか、幽霊なんてこの世界ではあんまり意味がないのか。
実態を持つ必要がない世界。人格ってなんだろうね?
気になる国No.1のフィンランド。かもめ食堂、お直しとか、インスタで好きなあの人もフィンランドだった。
シャイで魚が好きな国民性は、合うと思うの。
いつか行ってみたい。
「泣きたいときに読む本」
ごちゃごちゃした世界観と書き込みがすごく好き。女の子がとにかく可愛いくて、4人の家族のそれぞれの物語がしっかり作り込まれてるのも好き。
成長するときの別れや痛みは「必要」なことは知ってるけど、知らなくて済むならそのままの平和さも受け入れたい。
6巻後半くらいからとにかくずっと泣ける。オススメです。
「家守綺譚」でハマって、こつこつ梨木香歩を積読中。
自然あふれる村を辿りながら、愛犬?ゴローを探しに行くお話。
森の中や山の中には、いつも自分たちが見ているのとは別の世界が見えることがある。それぞれの世界を大切にしたくなる。
再読。たまーに読みたくなる。
コツコツ真面目すぎると、生きにくいでしょ。どうもそれはエイリアンも同じらしい。ポンコツで不器用なくらいが、愛されて生きやすいのかも。
ということを、確認したくなる時に読む。