
ユーカリについて#8 ノンストップ自分責め
(#7から続きます)
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卵アレルギーは
一歳になる頃克服できた
胃腸が発達し
消化できるようになったとのこと
まだ耐性がない間に
アレルゲンを与えると
免疫が過剰反応を起こして
アレルギー反応を発動する
ということだった
アナフラキーショックの怖さを
また体験してしまった
助かったけど
また母なのに気づかずに
アレルゲン食品を与えてしまったのだ
勉強不足
母親失格
ダメ出しが止まらない
誰も言わないけど
言われる前に自分を追い詰める
自分のせいでまた
子どもを危険な目に合わせてしまう
もうボロボロの
ボロ雑巾
なのに
誰にも責められない
責められる方が楽だ
だけど誰も私を責めない
私は私で辛いとは
どの立場で言えるのか
自分のせいで
2回も子どもが○にかけた
自分を責めていて
苦しいを通り越して
ふわっとしている
言葉にならない
よくわからない感情のまま
また日常が続いていく
小さい子どもは待ってくれない
周りに話す人がいなかった
話すこと、愚痴ることを
禁じていた
子どもが歩き始めて
腱鞘炎になっていることに気づいた
お皿がしっかり持てない
フライパンも持てない
それでもミルクをあげるから
抱っこする
必死で抱っこする
腱鞘炎に気づいて
整体に通い始めて忘れてきた頃
卵が食べられるようになり
安心したのも束の間
また
ピーナッツアレルギーを発症した
待ったなし
ノンストップで
終わりのない
育児の世界に
希望が見えなくなっていくけど
子育ては続いていく
仕事も
出張も
元通りに見えて
それでもずっと大きな罪悪感が
ココロに残っていて
嫌な気持ちは見ないように
感じないように
もう大丈夫だからと言い聞かせて
ずっと生きていく
幸せじゃない
大丈夫なはずなのに
楽しくない
誰にも話せない
わかってもらえない
わかってもらおうなんて
思っちゃいけない
だって自分は
母親失格なんだから
卵アレルギー発症し
子どもが6ヶ月になる頃
保育園に入った
育児から手が離れて
助かる反面
不安で仕方がない
アレルギーがあるから
給食対応が受けられず
半日はシッターさんになった
夫が手配したシッターさんは
日本語ができない
子どもがどんどん離れていく感覚
日本語を話すこともなんとなく
よくないことと感じてしまい
義理の家族も日本語は話せないから
100%日本語で育児ができない
どんどん離れてしまう
自分の子どもが
自分の子どもではない感覚
誰も味方がいない
一人ぼっち
子どもも私の味方はしてくれないだろう
だって私は母親失格なんだから
とずっと自分を責めていた
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