インナーチャイルド解放で変わりつつある自分
オランダに移住してもうすぐ一年が経つ。
オランダに来てまもなく私が本当にやりたいことはライターだ、と思い始めた。
スタートの調子はまずまずだったが、ほどなくして鬱になることが多くなった。
オランダの生活にまだ慣れていないこともあったが、移住する前から長年鬱に似た症状や生理時の不調などに悩まされてきたので、心配はしていた。
オランダに来る前に住んでいた中国でも、医師から定期的な再検査を勧められていて、場合によっては1カ月入院の可能性があることも言われていた。
なのでオランダに移住後入院となるリスクも考えていた。
例えるなら小さな爆弾が私の体の中にあって、それが爆発しないように、無理をせず穏やかに過ごすようにしていた。
幸い、爆弾は今のところ爆発もせず良好な状態で、自然治癒に向かっていけるのではと思っている。
しかし鬱はなかなか手ごわい。かれこれ15年ほど鬱とつきあいながらなんとか社会生活を送ってきたものの、オランダに来て根本的に治すことになった。
治すといっても、私の兄もかつて長年鬱病を患い精神科へ通ったが、治癒しないまま天国へ旅だったため、私は精神科へ通う気には全くなれなかった。
幸運なことに、オランダに来てからエネルギー整体に出会い、体のダメージを抜いてもらうことができた。
また自分の体質に合っている食べものについても、詳しく教えていただけた。
私の場合は、小麦やバナナなどが合っていないとわかったけれど、その人の体質によって大きく異なるので、一概に言えるものではないそうだ。
エネルギー整体を受けはじめて4カ月くらいで徐々に元気になった。
オランダの冬は日照時間が短く晴れることが極端に少ないため、鬱が治りづらかったが、辛抱強く整体師さんに励まされながら整えることができてきている。
そして鬱だけではなく、インナーチャイルドの傷を根本的に癒やす必要があると気づき、最近はインナーチャイルド解放セッションに取り組んでいる。
幼少期にできた心の傷が癒されないままのために、人間関係や仕事で辛いパターンを繰り返してしまい、傷が上塗りされてきた。
セッションを始めてから2カ月ほどでじわじわと変化を感じている。
仕事が思うように進まないことで焦りを感じていたが、今は気にしなくなった。
停滞しているようで、大きく前に進めていることにも気づいた。
これからもゆるりとマイペースに書いていきたい。
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