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改めて「ラブ・アクチュアリー」#映画感想文
人生で一番好きな映画を聞かれたら迷わず「ラブ・アクチュアリー」と答える。
当時付き合っていた彼と映画館で観たことを思い出す。
映画が終わり感動の涙を拭いながら席を立とうとしたところ、映画に感化されたであろう隣の高校生カップルが熱烈なチューをしていたのを見て、彼が「なんだあいつらは!」と憤慨していたな。
「別にいいじゃん。気持ちが高ぶっちゃったんだよ」とたしなめる私。
「人前だよ?」と憤る言う彼。
いや、こんな話はどうでもいい。
この思い出いっぱいの大好きな映画「ラブ・アクチュアリー」については過去にも熱く語っていたので内容までは書かないが、改めて4Kデジタルリマスター版を観た感想を書いてみる。
DVDも持っているし、何度も何度も繰り返して観たのに、大画面で観るとまた違う。
画用紙をめくっての告白も、10歳少女が歌うマライア・キャリーも、その少女に好きだと伝えるためだけに空港をダッシュする少年も、キーラ・ナイトレイの結婚式も、首相と官邸職員との恋も、どれもこれもキラキラして胸がいっぱいになる。
大切な人がいるって幸せだなと思うし、誰かを好きになるということ自体がもはや素敵なことなんだ。
あと誰かに素直に気持ちを伝えること。
簡単なようで難しい……でもこの映画を観ると好きな人に好きだって伝えることって大事だなと感じる。
この映画では「クリスマスだから」という理由で、絶対に上手くいかないとわかっていても自分の気持ちを伝える(画用紙をめくりながら)。
ここは屈指の名シーンだし、ラブ・アクチュアリー=画用紙をめくって告白
と言っても過言ではないと思う。
これをする場面は自分の人生では絶対に訪れないと思うけど、素直に気持ちを伝えることは誰でもできる。それが報われなかったとしても。
久しぶりに観たけどまた大好きになった。
どうやら12日(木)までの公開のようだから、もう観に行くチャンスはなさそうだけど、今日見られて本当に良かった。
座席も8割方埋まっていて人気の高さを感じられた。
20年前の映画だけど色褪せない「ラブ・アクチュアリー」
まだ観たことない方にもぜひ観てほしい。
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