オムレツも立派なディナー。フランス人の普段の食卓。
普段のフランス人の食事は質素です。ディナーに来ない?と誘われて行ったら、メインはオムレツでした。彼らは、朝食に卵料理食べたりしないから、夜食べてもオッケー?プティデジュネは、多くがバゲットとバターとジャムとカフェだけ。
でもベランダの香草をはさみでジョキジョキ切ってさらっと散らされるとなんだかすごく贅沢に思える。前菜は、トマトの輪切りがずらりとお皿に並んでいるだけ。どんな家庭でも前菜、メイン、デザートとお皿を変えるんです。
ある日コニャックの知り合いの家に行った時のこと。ディナーの最後、デザートのお皿がちょうどいいのがない、となったとき、なんとメインのお皿を裏返して、そこにお菓子を乗せたのを覚えています。
来年出版するフランス全土の食の辞典の料理レシピのポワトゥー・シャラント地方のページでは、ムール貝のオムレツを作りました。
日本の三陸沖のムール貝をつかいましたが、日本のムール貝は大きいですね。