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仕事が遅い。そう言われることが本当にだめな人間なのだと思っていた時期。

レジで新人さんが対応してくださった。
私はポイントを使いたくて提示した。

ベテランさんに圧強めで指導されていて
あわあわしているのを見て思わず、
たくさんあって大変ですね。
ありがとうございます。と
声をかけて帰ってきた。

ふと思い出したことを綴る。
私はマルチタスクが苦手です。
頭の中でたくさんのことをいつも考えながら
消化していくので、ゾーンに入れる時間が必要です。

それが準備の時間や仕事前後の
ぽけーっとした時間だったりします。

流れがわかるとものすごい量のマルチタスクをスルスルと進めることができたりします。
でも相当時間がかかります。

大人数であれやこれやと 
声をかけられるたびに
真剣に話を聞かないと入ってこないので
手を止めるか、聞き流すかのどちらかしかできません。

フリーランスになるまで、大変でした。
いや、今の方が大変かもしれません。

仕事が遅い。
そう言われることが本当にだめな人間なのだと思っていた時期があります。

そんなのやらなくていいよ、と
何度言われてきたことか。

やらなくていいって言うけど、やらないとどうなるか見えているのでそれやる訳です。

今は、言葉を言い換えれば
慎重に準備をしたいだけで
丁寧に対応したかっただけなのだと思います。

結果、取り越し苦労のこともありますが
それは、使わなくてよかった、やらなくてよかったでいいし。
だんだんとやっぱり自分の感覚はこれでいいと思えることが起こったりもします。

『遅い。
ただやってる自分に酔ってるだけでしょ。
2度も同じこと言わせないで。』

色々な言葉を浴びる度に
この言葉を変換してみたらどうか。

そう思うきっかけが今の私を作っています。

別にだめな人間などいないし。
ただ発揮できる分野を分けたら
円滑に流れるだけだったなーと。
後、圧倒的な数をこなしていなかった。
今ならできることがその頃はつらすぎた。

会社で全員が同じことだけやってたら
衰退すると思うんです。
餅は餅屋。会社の中でも必要ではないかと。

それぞれの持ち場や感受性や個性が
伸ばせる場所というのは
全部1人で抱えるのではなくて
しんどい、ちょっと手伝ってほしい。

得意な人はへっちゃらなもんだし
頼られて嬉しいと思うから
得意さん、オールマイティーさん色々
話していったらいいよなぁと。

自分にできることが
他人にはとてもつらいことがある。
他人にできることが
私にはつらいことがある。

いずれ、
チャレンジする場面はやってくると思うから
それまではできることを
伸ばしていけたらいいよなぁ。

一生懸命にやってるけど方法が間違ってることもあるし。
それを自分で見抜いていくのは
成功と失敗から反省を繰り返した
だいぶ先のことです。


本当様々ですね。

何が得意で何が苦手なのかを
社長から全員で発表しちゃえばいいのにって感じです。

私の苦手なことを話すと
『ええ!そうだったの?』
と言われることが多いのでそこも悩みだったりしたんですよね。
すっごく努力してスルスルとできる方に
やっと追いつくくらいだと思っていたので。

他人から見える私は完璧に見えるそうです。
苦手だからできるように見せていると思います。ほぼ家にいたいですし、観葉植物眺めてご飯作ってる時とか幸せですし。

話すことでグッと近づけたりするものなんですね。

弱さを自覚することから
得意不得意がバランスよくなっていくようにも思います。

努力していても、叱られることはあります。
その時が一番成長のタイミング。

ずる賢いというか楽するばかりになると
もう急降下。
甘やかすとその人の成長を奪うことにもなる。

フリーランスなので
もやもやした時は
嫌なやつを思いきり心の中で(ここ大事)
一人で思う訳です。


話逸れました。
やっぱり弱さを吐き出すことは大切。
愚痴を愚痴で終わらせないためにも。
自分を悪者にしないためにも。


『おいしくてつよくなる。』

こんな最強に元気パワーが出る言葉はありません。

いいね。ビスコ。
ありがとう。ビスコ。

これからもぼちぼち。
私、ビスコと共に少しずつ緩く柔らかく強くつよくなっているようなちょっと半袖でもいい今日。

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