【Allbirds】世界一快適でサステイナブルなシューズを1年履いた感想!
環境への配慮や持続可能性が求められる現代において、私たち消費者一人一人の行動が社会を変えるための鍵となってきました。
それは、ファッションやシューズの購買でも同じです。
近年、アメリカのテック企業の中でも話題を集めているD2Cシューズメーカー『Allbirds(オールバーズ)』。
日本でも世界一快適でサステイナブルなシューズとして注目を集めていますが、なぜサステイナブルなのでしょうか?
エシカル消費の参考として、実際に1年以上使用した感想とあわせてご紹介します。
Allbirds(オールバーズ)とは?
2016年にアメリカ・サンフランシスコで誕生したシューズ&アパレルブランド『Allbirds(オールバーズ)』。
元ニューザーランド代表のサッカー選手であるティム・ブラウン氏と、再生可能エネルギー分野のエンジニアであり専門家であるジョーイ・ツウィリンジャー氏という異色のタッグで生まれたスニーカーは、“サスティナビリティ” をキーワードにこれまでにないシューズを開発し、米Time誌が「世界一快適なシューズ」と紹介しました。
現在はアメリカ・ヨーロッパ・アジアにおいて店舗を展開しています。
愛用している著名人
デザイン性とサステナビリティの両立を実現したことで多くの人々の共感を呼んでおり、以下の著名人らも愛用しています。
バラク・オバマ(元米大統領)
レオナルド・ディカプリオ(俳優)
ブルーノ・マーズ(歌手)
レディ・ガガ(歌手)
ラリー・ペイジ(Google共同創業者)
特徴
Allbirdsのスニーカーがこんなにも愛される特徴を3つご紹介します。
①世界一快適な履き心地
まず初めに、米Time誌も取り上げた圧倒的な快適さです。
それを実現しているのは、素材にあります。
Allbirdsと言えば「メリノウール」と認知されるほど、素材にこだわりを持っており、1人あたり6頭の羊がいるニュージーランドならではの羊から得たインスピレーションで快適な履き心地を実現しています。
メリノウール素材とは、主に羊から取れるウール素材の1つで、オーストラリアやニュージーランドで飼育されているメリノ種という品種の羊毛でできた素材です。ウール素材は羊の種類によって毛質が異なるため、毛の繊維の細さによってランク分けされており、その中でもメリノウール素材は他と比べて繊維がとても細く、私たちの髪のたった5分の1の太さしかありません。そのため、羊毛の中では最も高級な一品と評されているのが特徴です。
保温性や吸湿性、温度調節機能なども備えているため、通気性が高く、蒸れにくいため、夏は涼しく、冬は暖かい状態で履くことができるのです。
さらに、驚くほど柔らかい素材で軽いため、動きやすいことが「世界一快適なシューズ」と紹介された理由でもあります。
他にも、ユーカリの木やサトウキビ、廃棄されたカニの甲羅など、常に自然からヒントやインスピレーションを得て、素材を作っています。
②こだわったミニマルなデザイン
2つ目は、ナチュラルでおしゃれなミニマムデザインです。
高い機能性とスタイリッシュなデザインは、普段でもビジネスシーンでも使える高機能なスニーカーとして、ラフなスタイルを好むユーザーに好まれています。
普通はロゴを前面に押し出し、企業をアピールすることで広告になると思いますが、Allbirdsはあえて反対の戦略をとっているのです。それはなぜなのでしょうか?
創業者のティム・ブラウン氏は、プロ時代に提供されたシューズの多くがブランドロゴが大きくプリントされ、いずれも派手な配色でトレンドが去れば飽きられ、廃棄物が増えることに違和感を抱いていました。
そこで、引退後に「もっとシンプルなデザインで末長く使えるスニーカーがほしい」と思い、トレンドに左右されないデザインに辿り着きました。
また、シューズの色も自然からインスピレーションを得ており、海藻やサンゴ、亀の甲羅などをヒントにしているそうです。
③サステナビリティ
3つ目は、サステナブルなものづくりの実現です。
環境にやさしい天然素材(メリノウール、ユーカリの木、サトウキビなど)を使った靴の製造
再生型農業による環境負荷の低いウールの生産
素材調達から、製造、輸送、顧客サービスで発生するすべてのエネルギーの脱炭素化
包装方法を工夫して資源を効率的に活用
独自開発した技術のオープンソース化
世界各国のオフセットプロジェクトへの投資
購入
私は、発送における無駄な梱包を防ぎ、物流の労働力問題を加速させないために、東京駅に寄ったついでに丸の内仲通りの新国際ビル1Fにある丸の内店でシューズを購入しました。
そこで、Tree Dasher 2 を購入しました。
反発力やグリップに優れ、ランニングから普段履きなどさまざまなシチュエーションで使用できます。
1年以上履いてみての感想
昨年の夏に購入し、外出ではほぼ「Tree Dasher 2」を履いています。
使用シーンは日頃のランニングや仕事での出社時、旅行に行く時や休日美術館に行く時など本当にさまざまです。
サステナブルとは言いつつも、シューズの機能性としてはどうなのかとずっと疑問に思っていました。そこで、実際に1年以上使用してみたら、本当に履き心地が最高でした!
前方に広がりがあり、踵がシュッとしている日本人好みのシルエットのため、まず履いた時のフィット感に驚きます。
次に驚くのは踵のクッション性と安定性です。多くの人は歩く際に踵から接地するため、衝撃の多くが踵にかかりますが、厚めの設計で衝撃吸収性能に優れているため、疲労やケガを防ぐことができます。しかし、ただクッション性があるだけだと接地した際にシューズ内部で足が動いてしまいます。それを防ぐために、踵ににヒールカップという張り出したソールがついており、安定感をもたらしてくれます。また、ヒールカップがあることで、吸収した衝撃をそのまま推進力に変え、トントン跳ねるような反発力を感じます。それにより、着地で得たエネルギーをそのまま蹴り出しまで活かし、接地から蹴り出しまでの一連の動作を無駄なく行えるのです。
最も驚くべきポイントはメンテナンスです!
耐久面に関しては、1年履き続けても問題ないので非常に優れています。
さらに、洗濯機で洗えるのです!
これが非常に便利で、洗い終わった後、天日干しをすれば、汚れは落とされています。
最後に
私はこのシューズに出会い、今後Allbirdsしか買わないと思うようになりました。宣言します!
エシカル消費をしようとしても何からどのようにすれば良いのかわからない方へ、ぜひAllbirdsのシューズで日頃の一歩一歩から変えてみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは必要ありません。 代わりに、無料でできる「スキ」や「シェア」、「フォロー」いただけると 今後のモチベーションになります!