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20代半ばから30代半ばまでを海外で過ごすことの希望と葛藤

"何かを得るために何かを手放す。"

年単位の長期で海外に住むことは{自分の人生において必ずしたいこと}だったから、貯金を始めて30歳までにはどうにか仕事のアテを見つけ、アメリカか何処かへ移住しようと思ってた。

そんな中、自分が熱意を持って参加したプロジェクトを通して出逢い恋に落ちた相手との結婚により、25歳の時からドイツ、その後オーストリアに住むことになったのは想定外のことだった。

更に行く先が英語圏ではなくドイツ語圏であったことは思わぬハードルであり、その他にもこの選択には、あらゆる覚悟をしていたにも関わらず、想像以上に困難と失うものが多かった。と、4年目にして益々痛感する日々。

この美しい街で愛する人と共に喜びに溢れる瞬間無数にあれど、この4年間ハンパない頻度で泣いてる。最近こそ大分減ったけども。

詳しく書けないことがあり過ぎるのだけど笑、起こる試練がほぼ不可抗力なんですよ‼︎思考や行動の工夫も追いつかないことが多い。

それが嫌ならもう日本に逃げるしかないし、実際に逃げたくなる時もそりゃ、幾らでもある。

でも自分の中に逃げるという選択肢はない。仮に逃げたところでそっちもハードコースなのは目に見えているし...なんてことじゃなくて、いやそれもあるけど笑、

何よりも魂の部分で、"此処は単なる自分達の選択だけで辿り着いた場所ではない・なんとなく此処に置かれているわけではない"と、感じ取っているから。

だから「はい、ここまで。」という時が来るまでは、居続けるのだ。

打ちのめされそうな時、基本渦中では人に話さないけど、偶にポロッと溢せば耳を傾けてくれる恩師や友人達の存在、より深い部分に関しては信心を携え祈れること。なんて感謝なことなのだろうと思う。凄く支えられてる。

今後もおそらく少なくとも5年はこちらに住み続ける予定なので、25歳から35歳までの間はまず海外に住み続けることになる。その先は不明。

コロナ禍によって道が閉ざされた、元々あったはずのビジョンが再度可能になることを願いつつ...それが神様の御心でないのであれば、今のところ他の具体案が無く、先の見通しが立たない。

そんな状況下で30歳を目前にして、まぁ〜色々と考えます。

今後の仕事は、家庭は、住居は、使命は。日本に帰ったら...

このままちゃんと、やっていけるかな。

30代のうちに日本に帰れるとしたら、帰れないとしたら。

今すぐに答えが出ないこと、物理的に困難なこと、可能性に賭けるしかないこと。

祈りつつ、今できることを一つ一つしていくしかないのだけど、自分/夫婦にとってベストな選択・生活をしていくために、様々な想定とリサーチを重ね、見て見ぬふりをせずにしっかり向き合うこと。

特にこの時期は大事なんじゃないかなぁと。中にはど〜しても取り返しのつかなくなるようなこともあると思う。

海外に住んでなくても悩んだと思う。どの道を選んでたとしても、きっと。多分この年齢、いや年齢に限らず、このご時世。殆どの方々にとって悩ましいと想像する。

思い通りにいかないようなことさえ楽しんで、その中で自分なりの納得や幸せを見つける。あるものに感謝する。他人と無益な比較をしない。自分を愛し、人々を愛する。与えられた命の使命を果たす。信仰・希望を手放さない。

...常に意識してることなのだけれど、近頃は更に意識を強めてる。人間ほかっておくと惰性に/愚かな方にへと流れていくから。完璧になんて出来ないけど、自分次第で変えられる領域をナアナアに妥協して生きていくのは絶対嫌だ。

こちらに住んでる日本人の方々、本当にたくましいのですよね。彼ら彼女らのように、私もなっていきたいものです。

いつか、「あの時あぁしていて良かった」と言いたい。

そして、

ぜ〜んぶ笑い飛ばせますように!

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Yurino Oshima
頂いたサポートは一時帰国した際大切に使用させて頂きます。励みになります☺︎