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子どもに野菜を食べさせる方法その1

まえもって言っときますがボクは子どものころ全くと言っていいほど、野菜を食べなかった。赤・黄・緑と色に関係なく徹底的に食べなかった。母はたいへん苦労したようで今さらながらホント申し訳ない。

そんなボクが今では親となり子どもには偉そうに

「野菜はしっかり食べなさい」

とか一丁前に真顔で言っている。

「子ども VS 野菜」

は親なら誰もが経験する悪戦苦闘の日々。
予想どおりと言ってはなんだけど案の定、メイ(5歳)は野菜がキライ。ふつーに自分たちと同じごはんをあげると野菜だけ器用に端によける。

我が家ではキッチンはボクのナワバリなので、これはどうにか改善せねば・・・と考えていたところ、あることに気づいた。そしてそれからはメイが野菜を食べる率がグンとあがった。そのあることとは??

それは、

野菜ごとに子どもが好きな調理法・食べ方を探すこと

茹でる・蒸す・炒める・煮る・生

素材にはそれぞれの持ち味があり、それは調理法によって同じ野菜でも味や舌感が変わる。

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                                                                                       photo by @designmesk
例えばニンジンは煮ると少しえぐみがでる。でも生でポリポリ食べると甘い。案の定、生のままスティック状であげたらポリポリとスナック感覚で食べだした。

強敵ブロッコリーも、オーブンでローストしたものをバター少しと塩で味付けしてあげたら、「ナニコレ、美味しいじゃん?」みたいな顔して食べてた。笑

当たり前ではあるけど、子どもと大人では感じる味が全く違うし、味覚は年を重ねるごとに変わるものだから、こっちが「これは美味くできた!」と思っても子どもたちからはブーブー言われることもしょっちゅう。

なんとなくではあるけど、うちの子の場合はシンプル・イズ・ベストで、1品出しであげることが多い。リストにするとこんな感じ。

ニンジン → ニンジンスティック(生)
ブロッコリー → ロースト 又は 蒸す
カリフラワー → ロースト 又は スープ・ピューレ
サラダ菜系 → 大きな葉っぱのままあげる
かぼちゃ → スープ・ピューレ
ほうれん草 → 葉っぱのまま
トマト → 問題なく食べるけど、ミニトマトが特に好き
ビーツ → ロースト か 茹でたもの
スナップエンドウ → 生

もちろんこれらの1品出しは副菜としてあげている。他の2,3種類の野菜が混ざったものより、1品モノの方がよく食べる。子どもにとっては色んな味があり過ぎて逆に美味しくなく感じるのかな?

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                                                                                    photo by @daen_2chinda

自論ではあるけど大半の野菜嫌いの理由は、 

嫌いな理由 イコール 調理法・食べ方が子どもに合ってない

と思っている。子どもが美味しいと感じる調理法や食べ方を探せば好き嫌いが克服できるはず!

ただ中にはどうやっても食べないものある。我が家の場合はズッキーニ。畑でとれるからよく食卓に並ぶだけに残念。これだけはどうやっても食べない。

そういう場合はどうするか?

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                                                                                photo by @simmerdownjpg
ふんばらず、諦める。時間をあけてからまた試してみる。

他の野菜でカバーできればいいや。とあんまり意気込まず、気楽にやるのも楽しく子育てを続けていくうえで必要だと思う。

あ、ちなみにですがこの野菜リストはこちら(エストニア)の市場・スーパー等でよくみる野菜なので、日本のリストとは変わると思いますが、基本(やり方)は変わんないと思います。

もしどこかに苦戦しているパパ・ママがいたら参考までにどうぞ。

                                                                           見出し画像 by @daen_2chinda

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