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「就社」「就職」そして「就プロジェクト」。この違い、わかりますか?

就職した会社にしっかりコミットメントして、将来はその会社の経営者を目指すというような従来の就業の形もまだまだ根強くあります。しかし、同時にそれとは違う形も生まれてきています。

例えば、現在、AIのトップティアにいるような人たちは、1つの会社にいようとは思っていません。世界中からオファーが来るのですから、会社よりも、より面白いプロジェクトや、やりがいのある仕事を選んで、そこで成果を出すことに全力を注ぐ…ということを繰り返していきます。極端な話、入社式やその会社の方針は、どうでもよいのです。

これからの時代の働き方には「就社」「就職」、そして「就プロジェクト」の3つがあると思っています。

就社というのは、どんな仕事をするかというよりも、その会社のメンバーとなり、会社のなかで与えられた仕事をコツコツとこなしていくということ。

就職は、お医者さんや会計士、さらには看護士やSEなんかもそうだと思いますが、自分の専門領域をつくって、会社が変わることもありながら自分がやりたいJOBをすること。

もう1つの就プロジェクトは、面白いテーマを見つけて、いろいろなところで働くこと。場合によっては起業するという選択もあります。

このように、ドンドン働き方が多様化しています。

―木村尚敬( Kimura Naonori )

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株式会社経営共創基盤 パートナー
取締役マネージングディレクター
1968年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。レスター大学経営大学院修了、ランカスター大学経営大学院修了、ハーバードビジネススクールAMP修了。経営共創基盤にて製造業を中心に経営改革や事業強化など、様々なステージにおける戦略策定と実行支援を推進する。主な著書に『ダークサイド・スキル』(日本経済新聞出版社)がある。

教育界の革命児・高濱正伸さんとの異色のコラボで『SD20 20歳からのセルフデザイン』を上梓。

◆SD20の紹介◆
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エッセンシャル出版社
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