食べログ? いや、Googleビジネスプロフィール! 〜最近のローカル店舗検索〜
こういう画面って誰しもご覧になったことあるのではないでしょうか??
何かを検索した際に出てくるこの画面…
なんで日産スタジアムなのかと言いますと…つい先日ここで僕の大好きな乃木坂46が大規模なライブを行なっておりまして…その名残からここに決めました。w
それはさておき…
こういった画面は本当によく目にします。何かを検索した際には必ずといっていいほど引っ掛かります。
この画面こそが『Googleマイビジネス』というものです。
※Googleビジネスプロフィールも、ここでいうGoogleマイビジネスと同義と捉えていただいてOKです。
※2021年11月にGoogleより名称を「Googleビジネスプロフィールに変更する」との発表がありました。ですが現状、まだまだ「Googleマイビジネス」の名前の方が浸透しているとの理解からこちらを採用しております。ご了承ください。
このページ、オーナーとなって運用できるのって知ってますか??ここを運用することで得られるメリットやデメリット、また運用しないデメリットなど、僕なりに調べたものをここでご紹介します。
最近本当に『Googleマイビジネス』という単語だけなら聞くようになったとも感じているので…そういった意味でもこれを今理解しておくことに損はないです!
「分かるような分からないような…」
そういった方も今一度しっかり理解できる場として提供できれば幸いです。実際に僕もそうだったので…
■Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)とは?
Googleマイビジネスとは、店舗や会社の情報を登録することで、ユーザーがGoogle検索やGoogleマップを利用した際にビジネスの情報を表示できる無料のツールです。
Googleを使用する多くのユーザーに店舗の存在をアピールできるので、集客にも小さくない影響を与えます。
■ローカル検索が店舗に与える影響
ローカル検索とは、「近くのハンバーガー」「近くのカフェ」「新宿 ラーメン」といったような検索方法のことで、スマホによって普及しました。誰しも経験ある検索の方法かと思われます。
今やこのローカル検索は全ての検索ワードの8割にも達しています。
そこで効果を増してきているのが、Googleマイビジネス。
Googleマイビジネスは、Googleマップ上に自社の写真や情報、口コミ情報などを載せられるので、情報を充実させることで、ユーザーに自社の情報をアピールでき集客と売上アップに活かせるのです。
特に「近くの○○探して」というような場所を探す検索をすると、検索結果にGoogleマップの地図情報が表示されることが多く、ユーザーの目に触れる機会が多くなります。
このようにローカル検索を行うユーザーはお店に来てくれる可能性が高い、とても確度の高い見込みユーザーなのです。検索からの来店率は50%とも言われています。
お店のホームページを一生懸命作っても、検索結果対象として表示されるのはGoogleマイビジネスの方が上です。
Googleマイビジネスの情報が充実していなければ、興味を持ってホームページを見てもらうこともできず、お店を探す新規顧客を逃してしまう可能性があります。
■Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)でできること
Googleマイビジネスを効果的に使うためにはまず、以下のことを理解する必要があります。
ビジネスオーナー認証:オーナー認証を取りましょう
詳細なデータ入力:正確な入力情報を入れましょう
営業時間の適正化:土日祝や臨時の休業なども含め、正しい営業時間を入れましょう
写真の追加:外観、内装、商品、メニュー等の写真をアップします
口コミの管理:ユーザーの口コミに対応します
この中でも説明が必要なのは…ビジネスオーナーの認証方法。こちらは以下の5ステップです。
1:オーナー登録できているかの確認
Google マップで「このビジネスのオーナーですか」が表示されている場合、オーナー登録ができていない可能性が高いです
2:ビジネス名、住所、ピンの位置の確認
3:本人確認
以下の3つの中から本人確認方法を選択します
①通話
②メール
③郵送
4:確認コードの入力
5:6桁の確認コードを入力します
オーナー登録完了
■メインの機能8つの解説
メインで使う基本機能は8つです。
1:投稿…お知らせなどの情報発信
2:情報…自社の基本情報の確認・変更
3:インサイト…WEB上でどのように検索された?表示された?の確認
4:口コミ…口コミの確認と返信が可能
5:メッセージ送受信…顧客と1対1でやりとりができます
6:写真…写真の掲載・確認ができます
7:商品…商品の掲載・確認・変更ができます
8:WEBサイト…簡易WEBサイトが作成できます
■利用するメリットとは?
まず基本無料であること、です。基本無料でありながら、Google上のサービスなので基本的にはかなりの確率でユーザーの目に触れることになります。
またGoogleマップを使ったサービスでもあり、地図のアプリとしては圧倒的No.1のシェアを持っているからこそ…絶対に活用すべきサービスなのです。
投稿機能など機能豊富な面も使いこなすと非常に有効ですが、何よりもGoogleのサービスであるということが1番の利用メリットです!
■デメリット
表示される内容をコントロールし切ることはできません。一般ユーザーも投稿が可能だからです。
オーナーとして載せた写真が優先表示されないこともザラにあるようです。
これにはGoogle側の方針があります。
・検索ユーザーに正確な情報提供
・Googleマイビジネス上の情報は、オーナー側とユーザー側の双方で作るもの
ということです。
逆に言えばこの方針のおかげで、結果的にはユーザーはGoogleマイビジネス上の情報を信頼することにもつながります。
■登録しないデメリット
登録しない、という選択を行ったとしても、恐らくGoogleマイビジネス上には自社の情報はいつか上がってくると言われています。
Googleの採集したWEB情報
一般ユーザーからの投稿などの情報
をもとに、Googleが自動作成しマップに掲載される、という流れです。ここは基本的には争うことは難しいと言われ、であるなら間違った情報を載せることのないようにチェックする必要があるのです。
あとは、そもそも登録しないということはGoogleマップ上では存在しないということになり、それは非常に勿体無い(そのくらいGoogleマップは無視できない)ということなのです。
■放置するデメリット
ここは2点あります。
1つ目は「口コミ内容が命取りになる場合がある」ということです。定期的にチェックしなければ口コミで悪いイメージが書かれている場合があり、知らず知らずのうちにWEB上でネガティブキャンペーン状態になっている、ということです。
これではせっかく検索に引っかかっても来店には結びつきません。
そういう場合は、対応方法によってはクレームであっても誠実な対応をするお店だとポジティブな印象を与えたりする場合もあります。
2つ目は「誤った情報が発信される可能性がある」ということです。閉店時間が実際よりも早まった情報が載っていると、それだけで機会ロスです。
一般ユーザーも投稿可能であったりすると、ネガティブであったり誤った情報の拡散につながるため放置は避けるべきです。
■まとめ
さて、いかがでしたか?
長くなってしまいましたが、これでもまだ情報としては足りておりません。機能の使い方など実際もっと詳細に説明しないといけない部分は多々あります。
ただし1つ重要なのは…
店舗として存在する以上正確な情報の発信・管理はこの時代に絶対的に必要なことだということです。やらざるを得ないのです。
これらを自力で管理するのもいいのですが、いくつもの店舗になってきたり運用者が多数に渡るとそれはそれで問題も発生するもので…
実はそういった時に有効なツールがあります。
それが『Canly』というツールです。
次回はここを詳しく解説していきます!