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30代マネージャー職のiPadとPCの使い分け方法 〜実際に現場でどう活かすのか?〜

こんにちは。

僕は本業ではマネージャー職とでも言いましょうか?

飲食チェーン展開の会社ではマネージャー職として主に各店舗の店長だったりマネージャー候補社員、そしてアルバイトさんを管理・育成する役割にあります。

売上管理もデベロッパー対応も…そして店舗QSCなどの各店舗タスクをどう目標数値化して日々の各業務に落とし込むか?といった作業とその進捗管理ですね。

それとは別に、商品開発や業態開発の役割も特定のブランドに関しては担っております。そこでも単独で開発など進めることもあればプロジェクト的に数人従える事もあるので…マネジメントも発生します。

そしてそして、業務委託という形でジョインしているIT系の会社では、まだまだ人数も少ないこともありますが、主には飲食店や商業施設をメインユーザーとしたプロダクトのカスタマーサクセス部門を担当しています。

飲食店15年の知見を活かして…といえば聞こえはいいですが…まぁ所属する組織が違えばこうも違うか…という文化に戸惑いつつも頑張って食らいついております!

■使用するデバイスは…

こういう色んな仕事に取り組むにあたって、僕は主に2つデバイスを使います。

PCとiPadですね。

PCは今はWindows OSsurface laptop 3を使っています。Core-i5のメモリ8GB、SSD256GBのモデルです。

飲食の仕事では、どうしてもWindows OSでないとサポートされていない社内システムを使っているので、現状はこのPCです。

※ここに関しては近日中にシステムが切り替わってWindows縛りが解消されそうです。MacBookを狙っております。さらにシームレスになることが楽しみで仕方ない…

iPadは4月に購入したiPad Air 5の256GB

この2つを使って日々の色んなタスクに取り組んでいます。

この2つのデバイスは得意な分野が違います。効果的に使い分けることで仕事の効率化を図って自分なりにチャレンジしている、という点を説明できれば…と考えております。

■仕事で発生する主なタスク4つとは?

僕の仕事は以下の4つのタスクに分解できるかな?と考えます。

  1. 現状を把握する、調べる、確認する作業

  2. 課題を把握して、目標を設定するために考える作業

  3. 考えた結果をまとめて説明する作業

  4. 説明したことが上手く機能しているか?確認しフィードバックする作業

そしてまた4が終わると1or2に戻っていくサイクルでしょうか?

■それぞれのタスクに向いているデバイスとは?
①現状把握、調べる、確認するにはPCが向いている

まず現状を把握するためには、マルチタスク色んなデータだったり資料を確認します。こういう時にはPCが圧倒的に優れていると感じます。

月別売上データ、各店舗ごとの日別売上データ、売上の昨年比、各施設の周辺店舗の売上高とその前年比推移…。売上だけを見ても色んなデータにアクセスしマルチで確認する必要があります。

調べる・把握する時って大体そうじゃないでしょうか?ブラウザで大量にタブを立ち上げたりいくつも画面開いたりしません?

こういう時にはいくつもデータや資料を開いて並べて確認するため、PCの画面での把握が向いています。単純にマシンパワーという話ではなく、iPadでは補えないマルチタスク性能がPCであれば標準装備です。

色んなところに好きなサイズで画面を広げていくつも重ねて…こういう使い方が標準でできるのがPCです。

■②課題を把握→目標設定にはiPadが向いている

そしてその次。確認した事実から課題を抽出・把握し目標設定へと昇華していく作業はiPadを使います。

PC画面のデータを眺めながら、「ここが課題だな!」と感じる部分は手元で即座にメモします。そのメモこそiPadの得意分野。

資料やデータを見ながら、頭で考えている仮説だったり感じたことを直感的に手元で書いて可視化する。そしてそれを眺めながら理想と現実のギャップを把握して、その差を埋めるべく目標設定を数値化していく作業にはiPadが向いています。

こういう『考えて昇華する作業』って理路整然と綺麗に進めることって難しくないですか?僕は難しい…。タイプしながらだと、うまく頭も働かないのですが、手書きだと書きながら頭が働いて、しっかりと考えを昇華できている感覚があります。

現状→課題→目標までが手元のメモで体系的に可視化できるので、自分でも納得しながら考えを目標という形でアウトプットできている感覚があります。

■③考えた結果をまとめて、説明する作業にはPCが向いている

そして手書きをもとに目標が定まってきたら、そこからの肉付け〜説明はPCを使います。

説明するためのフォーマットは多様に存在しますが、説明を効果的に行うための肉付け作業には、手書き資料よりもタイプして作成する資料の方が相手の理解も得られやすいからです。

元データを基準にプレゼン資料やサービス解説資料を作る、そういった場合にもそもそもソフトの充実度合いが違います。iPadでもiPad版として最適化されたアプリが存在するものもありますが…やっぱり使用感は大概の場合でPC版に比べて劣ります。ショートカットを使った更なる効率化も、PCに軍配が上がります。

世の中でiPadのみを使って仕事を進めること自体が注目を集めるのは、この部分に理由があります。iPadのみを使って…というのは何かしら工夫が必要ということです。

その資料の説明時でも、根拠となるデータと一緒にマルチで表示しながら説明する必要もあるのですが、そういった場合でもPCの方がスムーズに並べて簡単にマルチ表示可能です。

iPadでの説明・プレゼンでも無理ではないのですが、PCの場合以上に「これ使うだろうな…」という資料を予め準備しておく必要があるように感じます。

Split ViewだったりSlide Overでの表示も、PCでのマルチの表示よりは手がかかります。そのちょっとしたもたつきがプレゼンの質を下げます。予想外のデータ資料を使うことになった場合には特に…です。

④ 説明したことが上手く機能しているか?確認しフィードバックする作業にはiPadが向いている

フィードバックのためには把握が必要で、その点ではPCを使うこともあります。把握という点では①のタスク寄りだからです。

そしてフィードバックする作業にはiPadを使います。

フィードバックそのものの役割が「相手の現状を評価し伝える、合意する」意味合いかと思います。

わかりやすく伝え、スムーズに合意を形成するためには資料など根拠を可視化できた方がよく、さらにそこに手書きで「現状」と「理想」のギャップを書き込みながら動きをつけて説明することで素早く「理解」に繋がり「納得感」を醸造することができます。

納得することは次の行動につながりやすく、効果的にこちらの望む行動を引き出します。その納得感の醸造は非常に意味があり、そのためには「iPadを使って可視化する」「手書きで説明に動きをつける」ことが効果的だと考えます。

■まとめ

さて、また長くなってしまった…。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

僕自身この記事を書くにあたって、「なんとなく」でやっていた仕事の意味を考えたりしました。

そうすることで自分自身にも気づきがあり、自分自身の振り返りや修正にも繋がったかなと感じます。

こうやって記事公開のためにアウトプットすることは自分にとっても効果的です。さらには少しでも誰かの役に立つ記事となっていれば幸いです。


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