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光の中から現れた新しいプリキュアを目にし、フルールとラメールは呆気に取られたように目を…
スキホーダイとソンブルが消えていなくなると、プリキュアの姿は自然に解かれ、三人は元の姿…
レザンがりんねの近くに寄り、それとなくポムから視線を逸らさせる。 「わざわざ駆けつけて…
虹の花学園中等部の生徒会室からは、中庭の様子がよく見える。つい先程まで生徒会の書類をま…
ここはカプリシューズのアジト。最上階にある社長室で、ソンブルは主に跪いていた。 彼の…
「うふふ、任務を外された上に、同等だと思ってたあたしの配下につくことになっちゃったわね、…
デザストルは、机の周りに散らばった資料を手に取りながら、呆れたように呟く。 「ソンブル君と共有している情報を駆使すれば、君達の完璧な頭脳なら分かるはずです。私はこの件にあまり時間を裂きたくない。所詮幼いお嬢さんお坊ちゃん合わせて数人でしょう? アンドロイドである君達が対処出来なくてどうします」 まるで、心底がっかりした、と言わんばかりの口調に、ラージュは目を見開いた。生まれた頃から慣れ親しんだ、炎が燃えたぎるような感覚が全身に広がり、きつい言葉となって現れる。 「あー
今日は月の無い夜。部屋の小さな明かりだけが煌々と白いレースのカーテンを揺らしている。 …
また同じ朝が巡ってきた。ベッドの中に潜ったまま、腕だけを出して、周りに垂れているカーテ…