22.「やる気がある」ということ
という言葉は多くの場合
上手くできなかったときに使われることがあります。
物事を上手く行うことができた、成果が上がったときはほぼ必ず
「上手くできるようにやった」から成果が上がったのであって、
気持ちができる方向に高ぶって、だから上手く行った・・・なんてことではありません。
ということはやる気がある、というのは
で挑むということで
そのためには
頭も体も心もその他の全力も使って、
ということです。
最後の何が何でも~があって、はじめてやる気。
頭、体、心、その他のいろいろを使ったとしても、
何が何でも~がなければ、タダの効率になります。
「気持ち」は上手くできる、成果が上がる、ために必ず必要なものではありません。
同じく、できなかったときの言い訳に使うためにあるのでもない。
気持ちは姿勢と態度を示すためにあります。
できなかったときに姿勢はあった、態度で示したというためにあるのではなく
(気持ちがある、ということが成果を出すことに結びついているわけだから)
と自分にも人にも示すために・・・・ということは、
にやるわけです。
やる気・・・気力を持っている人は、独特の雰囲気を身にまといます。
できることを効率だけで考える人は、極端に言うと人間的魅力に欠ける人です。
できれば良いという態度は、気持ちがあれば良いというぐらい
人として何かが欠けていると人には見えるし、
そう見える人は、二点ワンセットの人と比べて
付き合う人も、来る話も、仕事も恋愛も、
ようになります。
片方が欠落した現実を見て、人は接し方を決めたり、
接する人が決まったりするからです。
こういうのをマッチングセオリーといいます。
やる気という目に見えないあいまいなものを備えていない人は、
つまりは人間的魅力に欠けている人だということです。
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「グレー」にしてはいけません。
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