元医療従事者が教える、この夏に気をつける症状3選!!!
みなさんこんばんは!
今日は、元医療従事者として、この夏に注意すべき症状を書いていきます。
今回の画像はAIで作成してみました笑
・1つ目:熱中症
予想されやすい内容ですね!
熱中症は、体温が高まり体温調節機能がうまく働かなくなる状態を指します。これは主に暑い環境で体が適応できないときに起こります。
具体的な症状は、強い頭痛、めまい、吐き気、高熱、混乱などがあります。熱中症は特に湿度の高い日や直射日光が強い日に発生しやすく、運動や労働などで体が過度に熱を発生するとき、または適切な水分や塩分を補給できていないときにリスクが高まります。
熱中症を予防するためには、暑い時間帯の外出を避ける、こまめに水分と塩分を摂る、軽装で適度に汗をかくことが大切です。また、熱中症の兆候を感じたらすぐに涼しい場所に移動し、病院へ受診しましょう!
2022年6~9月の熱中症による死亡は1387人となります。決して侮ってはいけない症状です。
・2つ目:脱水症状
こちらも想定されやすい症状です」。
脱水症状は、体内の水分が不足して正常な身体機能が維持できなくなる状態を指します。これは、体が失う水分が摂取する水分より多いときに起こります。
症状には、口渇、頭痛、乾燥した肌、尿量の減少、尿の色が濃くなる、怠ける、眠気、混乱、そして重度の場合は意識喪失(血圧が下がることで起こります。※血圧=末梢血管抵抗×血流量)などがあります。暑い天候や激しい運動で汗を大量にかいたとき、病気や感染症で嘔吐や下痢がある場合に特にリスクが高まります。脱水症を防ぐためには、日常的に十分な水分を摂ること、特に運動や暑い日には更に水分補給を心がけることが大切です。また、脱水症状が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
・3つ目:日焼けによる肌トラブル
日焼けは、肌が紫外線(UV)にさらされることで起こる皮膚の損傷です。UVBは表皮を影響し、即座の日焼けを引き起こします。一方、UVAは深層部まで到達し、長期的な肌の損傷と老化をもたらします。直接的な症状は赤み、痛み、腫れ、水泡で、これは皮膚がUVから自身を守るための反応です。しかし、長期的な影響は皮膚の早期老化(シワやたるみ)、色素沈着、そして皮膚がんといった深刻な問題を引き起こします。
※皮膚がんとは、皮膚の細胞が制御不能に成長し、増殖する病状になります。
一部の皮膚がん、特に悪性黒色腫は、早期に他の身体の部位に転移する可能性があります。転移が起きると、治療がより困難になり、生存率が低下します。また皮膚がんは再発する可能性があります。
そのため、定期的な皮膚チェックと追跡が重要です。だからこそ、日焼け止めの使用、適切な服装、強い日差しの時間帯の外出避けなど、日焼け防止が重要なのです。
・そのほかについて
余談ですが、夏になると心不全も多くなります。最悪緊急オペに発展します。
理由としては、以下になります。
心不全は、心臓が体に十分な血液を送り出せなくなる状態を指します。夏の高温や湿度は心不全の症状を悪化させることがあります。これは、体が冷却を試みるために血流を皮膚の表面に向ける傾向があり、その結果として心臓にさらなる負荷がかかり、
これにより、息切れ、むくみ、急な体重増加、常に疲れている感じなどの症状が増加します。
最悪血管が裂けてしまい緊急オペになります。
以上の内容について注意してこの夏を乗り切りましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?