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【1分で読めるミニ記事】有線通信に必要不可欠なイーサネットとは

インターネットが利用できる理由を説明できる人って世の中にはほとんどいませんよね。

誰もが利用しているインターネットサービスですが、その原理は技術的な基盤によって支えられており、その内容を理解するのはとっても難しいと思います。

そうはいっても、身近なところに使われているテクノロジーです。どういう原理で動いているのか?どんな歴史の中で生まれたのか?ちょっと興味が湧いてきますよね。

ということで、今回はみなさんが使っているインターネットを支えるイーサネットのお話をしたいと思います。

1分ぐらいでサクッと読める内容なので目を通してもらえると嬉しいです。

イーサネットとは

まずはじめに登場するのはイーサネットという言葉です。もしかしたら家の通信を整えるときに見たことがある方もいるかもしれません。インターネットではありませんよ!

このイーサネットというのは通信規格の一つです。プロトコルの一種とも言われます。

詳細は以前の記事を読んでもらえると嬉しいですが、このプロトコルというのは機器同士が通信するときの約束事です。外国人と会話するときにお互いにわかるように英語で話しましょうというルールと同じですね。

このイーサネットの元になったのがALOHAnetと呼ばれるものです。

ALOHAnetは1960代後半~1970年台前半にハワイ大学で開発されました。当時ハワイ大学では島々に分散したキャンパスを接続するための技術が必要だったのです。そこで開発されたALOHAnetは無線を使ったパケット交換型ネットワークと呼ばれる技術です。

ハワイ大学

通信では、情報を入れた小包であるパケットを相手の機器に送り届けなければなりません。その際に転送効率を上げるため、ALOHAnetではパケットが送れなかったらランダムな時間だけ待って再送するという方式が採られました。この仕組みが初期のイーサネットの基礎となったようです。

その後、DEC社、Intel社、Xerox社によってイーサネットが開発されました。通信の約束事を決めるのにこんなに大変なのかと思いますが、こうして通信技術の基礎が生まれました。

イーサネットは有線でつながった同一のネットワーク内で情報を伝達する際の規格(ルール)になります。そうはいってもよくわからないですよね。

もう少しわかりやすく言うと有線LANの規格とも言えます。最近では無線LANであるWiFiを使う人が多いと思いますが、家庭内のルーターなどにはたいてい有線のLANケーブルがつながっており通信されていますよね。

この無線LANが守るべき決まり事ことがイーサネットとなるわけです。ちなみに、ここで登場するLANというのはローカルエリアネットワーク(Local Area Network)の略です。ローカル=局所的という意味ですね。

名前の響きは似ていますがイーサネットは世界中をつなぐインターネットとは異なります。インターネットはどちらかというとWAN(Wide Area Network)と言われ、広範囲にわたって通信する技術になります。

最後に

今回は聞いたことがあるかもしれないけど、なんのことやらさっぱりわからないイーサネットについて簡単に紹介しました。インターネットとイーサネット、名前がよく似ていて混乱してしまいますよね。

私も勉強している最中ですし、かなりざっくりした説明なのでいろんな語弊を恐れず書いています。正しい理解が必要な方は是非専門書を読むことをおすすめします。

あくまでサクッとざっくり雰囲気がわかるレベルですが、イーサネットはネットワークの基本的な技術でもあるため知っておくのは後々の勉強のためにもなり面白いかと思います。

参考文献


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