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手術後4日目

昼過ぎに旦那からLINEが入った。何だろうと開いてみると、トレーに食器が乗っかっている写真。今日から食事が出るようになったと言う報告だった。食事と言っても重湯や汁などの液体。腸の事を考えると、全部は食べないようにした方が良いと言われ、半分以上残したそうだ。

夕方病院に行くと旦那のお兄さんが来ていた。私が行くと、旦那は同室の方へ気遣いデイルームに行こうと言った。
旦那とお兄さんと私でデイルームのテーブルで話をした。
お兄さんは昨日義姉と旦那の様子を見に来たそうだが、旦那が寝てたそうで、まだ調子悪いのかと起こさずに帰ったそうだ。
旦那はただ爆睡してただけなんだけど、お兄さんは手術直後の旦那の姿を見てたので、相当調子悪いと勘違いしてしまったそうだ。
今日は1人で出かける用があり、気になったので寄ってみたとの事だった。

久しぶりに兄弟2人きりで話が出来た旦那は嬉しそうだった。2人で亡くなった両親の昔話をしてる表情は子供に戻った感じだったな。

お兄さんが帰った後、病室に戻り旦那と話をしていたら、日曜日にも関わらず主治医が回診に来た。
お腹を触り様子を確認して、「お腹は柔らかいので大丈夫です」「食事は食べれましたか?ガスはで出ましたか?便は出たりしてますか?」と聞いてきた。
食事は半分以上残したと伝え、ガスは出てるが便は出てないと伝えたら「わかりました」と帰っていったけど直ぐに戻ってきて、「お腹から出ている液体は綺麗なので大丈夫です。このままだと明日には管を外せると思います」と私に言って帰っていった。
主治医は、旦那だけでなく妻の私にも凄く気遣いをしてくれて、私を安心させるように言ってくれる事が多い。この気遣いが嬉しい。
でも、先生いつ休んでるんだろう???

手術後、順調に回復する旦那を見て医療って凄いなぁと本当に思う。

今日も血糖値が高い旦那は、看護師にお腹にインシュリンを打って貰いながら「食事が出来るようになったから、明日から糖尿病の薬を再開しましょうね」と言われてた。
旦那は「食事を殆どしてなくても血糖値が上がるのは、点滴の栄養が凄いって事なのかなぁ」とポソっと言ってた。
やはり糖尿病とは一生付き合うのかな。

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