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月とコーヒー ネタバレありの読書記録

 短編集のようですね。見たところ、優しい文体……お初の作家さんです。お名前は吉田篤弘さん。では、さっそく読みながら感想をば。読みながらなので、支離滅裂な感想です。一番下に前半戦の感想をまとめてあるので、この先は長いのでスクロールしてください。

 甘くないケーキ
 おばあちゃんは物語を書く人なのね、ふむふむ。完成まですごく時間がかかる。分かりみ。物語って完成するのに時間がかかるよね。ほぉ、甘くないケーキ。レシピの束にあるそうで……気になる。あ、硬いのね! ミートパイのようでアップルパイのようで、アーモンド、チーズ……おばあちゃんは喫茶店で書いてたのか……謎の回収が良きですねぇ、おおおおお伏線回収きたー!!!! 主人公頑張れよぉぉぉぉ物語の内容が気になるな……。

 映写技師の夕食
 ほぉほぉ、グルメ系小説ですかね、ばっちこーい。出前の話かな? パフェ運ぶの!? すげぇ。昼と夜、主人公は夜が好きで丸……あ、出前の仕事でどっち出るよってことね。ミズシマさんが主人公を心配してると……ほぉほぉミズシマさんって誰ですかね……映写技師さん!!! おぉタイトル名の人やん。映画のフィルムを回し続けるのね。大変なこった。夕食を食べに行く間がない……空腹は敵やで分かりみ。主人公ミズシマさんに恋したの。お嬢さんって品良く言われたらそりゃー恋しますよね。脳内再生イケメン余裕。ほぉほぉ空腹を満たしてあげたいと思う主人公!! 六時十五分まで届けろとな。映画館の裏口……迷路と言っていい、ビルとビルの細い間……ビルの窓からこぼれた光、ビルの表側で輝くネオンサインの照り返し……あーしなら暗い所苦手なので恋してても辞表を出しますわ主人公偉い。たどり着いた先に謎めいた機械と、イケメンであろうミズシマさんっ!!!! しかし狭いっすね、その仕事場……閉所恐怖症なら無理ゲーよね。狭ければ狭いほどいい、ここから映画を投影しているのをお客さんに意識させないのが僕の仕事……職人の気概を感じますな。ごちそうさま言うの偉い。ん? 自転車はなんでそんな形になったか? とびきり狭い道を走るためだよ。あ、話が終わった。

 黒豆を数える二人の男
 東と西から二人の男が山に入るご様子。特別な用事がない限り入っちゃ駄目らしいですが……二人も来てるそうで。ほぉ、魔法修行者。魔法を習得するまでの時間を尊ぶことに主眼があるそうな。山の禅寺にたどり着いた男たち。自由な飲食禁止!!! きっちー!! って殺し屋なんかい片方!! 物騒だな!! 何も無いところから札束が欲しいのね……札束じゃなくて復活の呪文覚えな。おや、もう一人は小さな鳥に会いたい……ああああああ良いよねえええええええ鳥可愛いの分かるいううううううう二年会えてないのか泣くわ!!!! そして相手がちゃんと話聞いて、会えるんじゃないかそのうち、とフォローを入れているところに優しさを感じる。黒豆の数を数える修行……あーしならギブアップだな。一瞥で数えんの!? 当てた分の豆が食事……1週間あまり黒豆しか食べれんの!?!?!?!? マック駄目?? どう考えても駄目っすね。食い物の夢ばかり見るってそりゃそうだ。ああああ殺し屋逃げた。と、思ったら。主人公に殺し屋の差し入れ!!!!! 主人公が食べたがっていたコーヒーとドーナツ!!! あんたはもう一度鳥に会えるって!!!箱の蓋の裏に書いてある!!! 殺し屋ああああああお前良い奴だなああああああああ(手のひらクルー)

 アーノルドのいない夜
 アーノルドってなんですかね。シニアハウス。都会の外れにある低層マンションを改築。周囲に人通り無し。陸の孤島。皆、他人と仲良くしようとする気ゼロ!!! なんか事件の匂いがしますねぇ……あ、お食事はちゃんとしたい。うんうん、分かる。料理人の安藤さん、皆さんに美味しい食事を提供しているようで。あ、アーノルドって安藤さんのあだ名みたいなものか。言われてみれば確かにそんな風に聞こえるような……いや聞こえんな。ってえええ安藤さんの妹さんが体を壊して入院……故郷に帰りたい、そりゃそうよ。って意地の悪いこと言うな皆様方。って、あれ。皆でクリームシチューを一緒になって作ってら。おぉ、皆仲良くなって……と思ったら安藤さんの料理がまた食べたいから、鍋や食器を綺麗に洗って元通り……おいいいいいい証拠隠滅したぞおおおおお。面白すぎる。最後ニコニコハッピーエンド。うぅん、一瞬皆様方ファックと思った私は心が狭いな……出直して来ます。懺悔。

前半を読んだ感想

 前半!! 読みました!! 不思議だけど、不思議すぎない世界観、出てくる登場人物が一人一人好きになる。情景も出てくるのでイメージしやすいし、ちゃんとオチもあって読みながら笑顔になります。中盤戦が楽しみです。大人向け児童文学というイメージ。

 面白い!!!!!! 優しい気持ちになれる本ですね……全部読んだら、もう一度読み返したいな。

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