カメラを持って鳥に会いに行こう
『せめてお名前だけでもお聞かせください～』
私の心の声はこんなふう。
通りすがりの鳥が飛んで行く瞬間の。
木の枝にチョンととまったと思ったら、人の気配で一瞬で飛び立ってしまう。高い枝へ 遠くの木へと遠ざかってしまう。
私：せめてお名前だけでも〜
鳥：礼など結構、さらばじゃ
私を癒してくれて胸キュンをくれる鳥たち。せめて名前だけでも教えてもらいお礼ができたら。
頭がイカれているのかしら。
これまで特に気にしたことのなかった鳥。
数年前から急に野鳥というものが気になる存在になった。
かわいらしいフォルム、耳に心地よく響く鳴き声、素っ気ない態度…
数年前、沖縄へ家族旅行中、川カヌーを体験した時のこと。ガイドさんが興奮しながら、でも声を抑え気味に「見えますか？手前の木の枝に『アカショウビン』がいます！！」とささやくと、近くにいたカヌー体験者たちが一斉にカメラを構えた。
私もあわててスマホで撮影するも、その姿を捉えることはできず…
肉眼では見ることができたのにな。
カワセミ科に分類される鳥
美しい鳴き声は、まだ耳に残っている
これがきっかけで、私に搭載されていた鳥センサーが発動して、鳥の鳴き声に即座に反応するようになった。
いろんな野鳥を撮ってみたくなり、長いこと悩んだ末、自分の貯金からミラーレス一眼カメラを購入した。
撮影前はYoutubeで学んだり、SONYの無料カメラ講座を受講して基本操作を覚えたものの、とっさに設定を変えたりすることが難しく、結局オート撮影に頼っていた。動いているものを捉えるのは難しい。
でもやっぱり鳥さんたちに会いたいので
会えそうな場所に出かける。
鳥の名前を覚えることが苦手なんだけど
目の周りが白いからメジロって、単純で好きだ。
お立ち寄り願いたく、みかんをベランダに置くと
みかんジュース美味しいな
山登りの山頂でのお楽しみは、ヤマガラさんに手の上でクルミをあげること。
2023.4月 弥勒山の山頂にて
※翌年登った時にはヤマガラを殆ど見ることができなかった（涙）
撮影の日付を見ると2年前で鳥の撮影がストップしていた。
カメラが重くて荷物になる→今日はスマホでいいか…
機能が使いこなせずオート撮影ばかり→今日はスマホでいいか…
旅行の写真や息子の陸上部の大会の動画撮影はカメラが大活躍したけれど、野鳥については望遠レンズがないとムリだとかいろんな言い訳をしつつ、撮影が遠のいていた。宝の持ち腐れだ。
でも先日の成人式にカメラを持ち出したとき、過去の撮影写真をふり返ると あの頃のワクワクした気持ちを思い出した。
鳥の写真を残すことではなくて鳥に会えることにワクワクしていたのに。もちろんうまく撮れたら飛び上がるほど嬉しいけれど、それはおまけ。
ということで、、、
またカメラを持って出かけてみよう。
いつも鳥好きのnoterさんの記事にも癒され元気をもらっている私。
noteの記事で教えていただいた『撮れる望遠鏡』欲しいものリストで順番待ちしてる。
カメラは気長に、気楽にでいい
鳥さん、また会いに行きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。