【雑記26】いい音がくれるもの
私は、音楽は人並みに聞きますが
音にはそれほどこだわりがありませんでした。
そこらへんにあったイヤホンで
聞こえればOKみたいな超鈍感さんだったんです。
そんな私が今年買ったのがコチラ。
凛として時雨のドラムス担当
ピエール中野さん監修の
クラウドファンディングで1億円を達成した
【Hi-Unit 001-pnk 有線ピヤホン3】!
極まって鈍感な私には、
にゃんこに小判みたいな素敵イヤホンですが
それでも!
コチラは今年イチ、買ってよかったと
思っています。
■ピヤホンとの出会い
私の「ピヤホン初めまして」は
ヤンデル先生のTwitterでの激賞?でした。
このtweetを見て「へぇ~」と思い
そこから、何度もピヤホンの名を
Twitterで見かけるようになりました。
(エコーチェンバー万歳)
そして、そのままずんずん興味を惹かれて
まずは手ごろな有線ピヤホンを買ったのです。
そしたら。もう。
その日から世界が変わりました。
こんな音の世界があるなんて
マジで知らなかった。
耳の奥から脳に音が突き抜けて。
今まで聞きたくても聞こえなかった音が
フツーに響いていたんです。
「臨場感」なんて
安易な言葉では表せない世界が
日常に入り込んできたんです。
聴覚が相当に鈍感な私の世界の色が
ピヤホンによって
不意に色数が数倍細やかになった。
そんな感覚さえ持ちました。
その後、ワイヤレス、セミワイヤレスと
新たなピヤホンが発売されるたびに
それぞれを購入。
発売されるたびに
どんどん音が新鮮になっていくのが
マジで楽しかったです。
■満を持してクラウドファンディング
そのころの私が愛用していたのは
セミワイヤレスのピヤホンでした。
アナウンスなど外の音を聞きたいときに
首にすぐかけられるのと
リモコンがついていたのとで
とても便利だったからです。
そんなある日
こんな告知がありました。
有線ピヤホンのハイエンドモデルが
クラウドファンディングされる!
もうこれは行くしかない、と。
初日に速攻で申し込みました。
そしたらですね。
この話はどんどん膨らみ
クラウドファンディングでなんと1億円達成!
次第に達成金額があがってくドキワク感も
一緒にいただいたのでした。
で、8月になり、満を持して到着。
いそいそと開けて
ごそごそと装着してみると。
語彙力が瞬足で消え去りました。
有線ピヤホンで初めて聞いた音が
一瞬で色褪せたくらい
その音色には奥行きや深さがあって。
脳というか、体の芯に
心地よく響いてきたんです。
しかも、それは
自己主張だけがある爆音ではなく
ちゃんと「ここにいる」音たちで。
一つひとつの音の粒がはっきりわかるのに
それらが合わさったときのパワーが
ものっそい勢いで感覚に刺さるんです。
私は、この音にすぐに夢中になりました。
そして、いつも鞄には
この有線ピヤホン3が入るようになったのです。
■いい音がくれるもの
音に鈍感すぎて
聞こえれば何でもOKだった私の
モノクロな世界を
一瞬でカラーに変えてくれたピヤホン。
耳への幸せ。色鮮やかな日常。
音へのリスペクト。
何より、音楽の楽しさ。
いい音はさまざまなものを
ほんのり、惜しみなくくれるのだと
ピヤホンが教えてくれました。
この出会いはほんとうに幸せでした。
これからも良い音で
小さな時間の彩りを大切にしたいと思います。