■あの時教えて欲しかった国語の疑問⑤―言葉の学びと積み重ねは一生もの
私は学生時代のアルバイトも含めれば、人生の半分ほどを「受験塾」という場所で、国語講師として過ごしました。その時間を過ごすなかで、疑問に思うことがありました。
それは。
たとえば、数学であれば「図形が苦手」、「確率が分からない」と、自分の苦手とする分野を具体的に示すことができます。ちなみに、私は数学の立体図形が潰滅的に苦手でした。高校入試の一週間前に泣きそうになりながら、特訓したのを覚えています…が、それはともかく。
理科であっても「暗号みたいで物理が苦手(点P動くな)」