おうちシネマで映画三昧
映画館に映画を観に行こうと思っていた。
予約を取ろうとすると多くの席が埋まっていた。公開されたばかりでなおかつ上映館が少ないこと、さらにサービスデーで普段より安いことが原因だろう。人気なのは喜ばしいことだけど、私の好きな端っこの席を取れないこともあり、また別の日にすることにした。
部屋を暗くして、久しぶりにスピーカーの電源を入れる。気を遣わなくていいし、自分のペースで観られるので家で観る映画も好き。立て続けに邦画を2本観た。簡単に感想を記録しておく。
罪の声
キャスト、脚本、あらすじと公開された当初からずっと気になっていた作品。ついに配信スタート(ネトフリ、アマプラ)ということで早速鑑賞。
私の期待があまりにも膨らみすぎていたからか、思ったよりもあっさりした印象だった。でもフィクションとして面白かった。自分の主張をするとき、巻き込まれて勝手に罪を背負わせる人がいないか、そこまで考えているだろうか?その正義は誰のためか?子どもたちの未来を守ることが大人のやることではないだろうか?そんなことを考えた。
461個のおべんとう
お弁当は、愛そのものだ。今ならわかる。作ってもらっていた当時は全然そのありがたみがわかっていなかったし、感謝も伝えられていなかった。でも毎日毎日作ってくれたというだけで、本当はとてつもないことだ。映画の最後は、お弁当を見ただけで泣けてくるようになった。
自由奔放で何も考えていなさそうに見えて、大事なことはきちんと伝えてくれる父のイノッチも、思春期で不器用な息子の道枝くんも本当に親子に見えた。ふたりとも役柄が合っていたな。エンドロールが最高!こちらもネトフリ、アマプラで観られる。