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【ドラマ感想】スランプから抜け出すための処方箋『ドクタースランプ』
ネトフリにて視聴。投稿が遅くなってしまったけど終わってからもう1週間経ってしまった。ドラマの終わりで季節の変わり目を感じている。
本作はドン底のふたりが出会いなおして、寄り添い生きていく話だ。『その年、私たちは』を彷彿とさせる高校時代のシーンもよかったな。この先、ネタバレ注意!
好き度:★★★★☆
誰かを励ますということ
「お前は間違ってない」と信じてくれる人が1人いるだけで、人って救われる。久しぶりに胸がキューンとした。「周りだけじゃなくて自分を大切にしろ」というメッセージは、何度言われても良いメッセージだ。
最初はただ励ましていた。頑張れや乗り越えろばかり言っていた。でも分かったの。疲れきって倒れた人に手を差し伸べても、役に立たないって。
ハヌルのオンマが言っていた言葉。励ますことで逆に追い詰めてしまうこともある。さりげなく見守るとか、一緒に遊ぶとか。その人がどうしてほしいかは人によって違うけれど、まずは寄り添いたい。
ありえない展開もありつつ、ドラマだから楽しめた。地方に行って電車なくなって、一緒に泊まることになるのあるあるすぎる。あと、デコピンしがち。お互い気になるのに好きとは言わなくて、それがわかってる状態、一番楽しいやつ。
いくつかのモヤポイント
薬飲んでるのにお酒を飲んで大丈夫?毎日くらいの勢いで飲んでるけど大丈夫?と心配で心配で仕方なかった。病気と恋愛、仕事のすべてを描くことの限界というか、難しさだ。でも描くからには正確に入れておかないと誤解を生みそうで危うい。
もう一つのモヤモヤポイントは、みんな人のことをベラベラしゃべりすぎよー!ということ。「これ、言っていいのかな?」って言いながら話してしまうことが何回かあった。ストーリーはそれをきっかけに進むから、いいんだけどね、ドラマとしては。現実でやっちゃダメなやつだ。
まとめ
10話を過ぎて、最後の4話くらいは蛇足な感じ(おまけ、ファンサービス)がしたけど、でも可愛いからずっとゲーセンで遊んでいてくれとは思った。
『ハピネス』からパクヒョンシク氏の評価が私のなかでかなり上がっているが、コメディ要素や愛嬌もふんだんに取り入れてくれるところがとても好きだった。