必要以上に謝らなくていいんじゃない?
仕事をしていて一番ストレスに感じるのは、誰かに何かを頼むときだ。「忙しい」とか「終わりの見えない会議」とか、他にもストレスになることはあるけれど一番はそれだ。
これを言ったら相手はどう思うか?忙しいのに迷惑ではないか?あれこれ考えすぎてしまうのが原因である。だからお願いの前に、いろんな言い訳をつけてしまう。お忙しいところ申し訳ないんですが…とか、大変恐縮ですが…とか。
直接話すならトーンで申し訳なさを伝えたりすることもできるが、リモートだと余計に気を遣う。普段の関係性がなければ、どんな言葉を使えば伝わるかもわからない。
しかし冷静になって考えてみれば、そういうのって助け合いだし、私も何かを頼まれることはよくある。誰かの代わりに何かをする。それが仕事なのである。やたらへりくだったり、謝ったりするのはやめた。
ただし、配慮はする。簡潔に伝えることで相手の時間を無駄にしないようにするのだ。たまに読解に時間のかかる、難しい文章を書く人がいる。それは丁寧に書いているからこそ起こる現象でもある。説明に説明を重ねているので、結局何が言いたいのかわからなくなってしまっている。それはやらないようにしたい。
使っている言語は日本語だけど、英語で書くならどんなふうに書くだろう?ということをちらりと頭のなかに入れておく。英訳するということではなくて、もっとシンプルにするならどうする?と考えるのだ。また、不必要な謝罪は削る。
文字で伝えるって本当に難しいし、まだまだ修行中だ。一度で伝わらないこともある。誰にでも通用するやり方はないようにも思うし、その場その場で考えて関係を作っていくしかない。