四季の写真を撮るために気候変動について話そう
今日は日中の炎天下でずっと撮影があって、相変わらずにキツイなぁと思う日々を過ごしている。
甲子園や夏フェスなどでも熱中症が続出して話題になっていて、本当に業界とか関係なく、みんなが苦しんでいるのだなぁと感じる。
ただ、もう一つ、私の中で違和感がある。暑さ対策や熱中症対策について、よくネットでも議論されているのを見る。テレビを見ないので分からないけど、おそらくテレビでも暑さに注意と喚起されているのだろう。
もちろん、必要なことなのだけど、なぜ気候変動についてはもっと一般的に議論されたり、声を上げたりしないのだろう。
以前に仕事で気候変動のイベントの撮影に入ったとき、イベント後に外国のコメンテーターの方とお話をしたことがある。
その方は「日本の四季が大好き。和菓子や着物にも季節を反映されているものがあって、季節に合わせて食べたり着たりと、とても素晴らしい文化だと思う。なので、四季そのものがなくなってしまうのは、とてと悲しい。」
と言っていた。
私も写真で四季を感じる写真をよく撮る。なので、四季がなくなってしまったり、夏場に外出できなくなるほどの危険な環境になってしまうのは困る。
🌸
未来の人たちにとって四季の素晴らしさが過去のものになってしまうのは嫌だ。
私の撮る四季の写真が、見てくれた人たちの記憶と心の中で繋がっていろいろなことを感じて欲しいと思うから。これからもみんなで四季を感じていたいと思う。
気候変動を含めて社会課題を語るのが意識が高い人のやること、自分たちとは関係ない、自分ひとりが行動しても何も変わらないと見られがちな気がする。
でも、まさしくこの夏の猛暑はみんなが生きていくために語り、行動していくことだろうなと思う。(イベントごとを楽しむためにももちろん)私も勉強しながら、できることをちょっとずつやっていきたいと思う。
それが、自分にとって、撮りたい写真を撮るためならなおさらだ。
できれば、フォトグラファーの人たちともそういう意識合わせがしたいなぁと思うけど、いまのところ誰とも気候変動について話せていないのが残念。いつか、写真談義だけでなく、気候変動も含めた社会課題を語れる仲間と出会えるといいなと思う。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。写真展が続けられるようにサポートしていただけるとありがたいです…!