大人の真夏の大冒険③
◯車で約10時間かけて、青森県に行った旅行記録
ホテルでスコンと眠りについてから、2時間が経っていた。体のだるさはちょいとあるけれど、外出してみたい気持ちのほうが強い。花火が始まるまで、軽く出かけることにした。
と言っても、行くのはイオンモールつがる柏である。イオンってどこにでもあると思うけれど、どこにでもあるところが安心する。イオンの雰囲気は同じでも、建物の造りは違うし、その土地その土地の商品を売っているから楽しい。
「つがる」という字を見ると(今、青森にいるのか〜)と実感できた。
イオンモールつがる柏には図書館が入っていて、めちゃめちゃきれい!
わたしが地元民だったら、図書館目的でイオンに来るなぁと思った。イオンモール内にも小さなねぷたがあって、祭りの大きさや影響力の強さを感じる。お化け屋敷に行ったり、なんで青森で、と思いながらゲームセンターでメダルゲームをしたりした。メダルゲーム、ちょっとハマる。
花火前に、少し早い夕飯をとる。青森県だけの中華屋さんがイオン内にあったので、そこに決定。
わたしはメニューにおすすめとある「ネギらーめん」を注文した。汗かきだけど、辛いものを食べたいときがある。
※辛さが苦手な方はお控えください
との表記もあったので、一番下の旨辛にした。
きくらげが入っていて嬉しい。ネギもたっぷり。いただきます!………え?……?
一口食べただけで、辛い。汗が吹き出す。意味がわからない。辛すぎて、おもしろい。辛いのは好きだけれど、強いわけじゃないからヒーヒー言いながら食べる。
うまい。辛い。汗ダラダラダラダラ。
バラエティで激辛料理を食べる芸能人の気分になる。
夫は定食を注文し、涼しい顔をして食べているのに、わたしはひとっ走りしてきたかのような滝汗をかき続ける。備え付けのティッシュで汗を拭いても拭いてもキリがない。畳まれたティッシュが2つ3つと増えていく。こんな女でごめん!
だが!しかし!負けない!食べ切ってやる!!!
強い気もちで粘り、なんとか食べきることができた。
一番上の鬼辛なんて、どんだけ辛いのよ。
夜になり、花火が始まる時間だ。有料観覧席は買っていないので、ゆるっと見る。イオンモールの駐車場の一角で無料で見られるというので、そこへ向かう。
みっしり。
わたしたちは行くのが遅すぎて、テーブル席も地べた席も埋まっていた。仕方がないので、立って見られるところへ移動し、花火を愛でた。周りを見ると、自分の車の前で見ている人がいたので、車へ戻る。花火はさらに遠くなったが、見られるだけありがたい、と青森で見る花火を噛みしめた。
明日のねぷたに備えるため、早めに切り上げてホテルへ戻る。怒濤の一日目が終了した。
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