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陽だまりのかけら

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日常の光を集めるメディア。
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記事一覧

パターソン

ジム・ジャームッシュという映画監督の作品を、今から約6年前、まだ専門学生の頃にはじめて観…

10月のねこ
2か月前
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「あれから色々あったけど」

わたしがこの世界から去ろうと思った時、この心を救ってくれたのは写真でした。 いろんなこと…

10月のねこ
2か月前
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冬を待つ幽霊

ひとりの部屋。布団の上に寝転がってスマートフォンをいじっては、その何もなさに打ちひしがれ…

10月のねこ
3か月前
13

10月11日

アラームが鳴って目を覚ました。 休みの日だというのに起きなければいけないのは何故なんだろ…

10月のねこ
4か月前
16

いつか風に変わった記憶

今年も、ようやく秋の風が吹きはじめました。 音がなくなったように乾いた空気のなか吹く、つ…

10月のねこ
4か月前
13

生活を営むこと

この8月から、一人での暮らしをはじめました。 心身ともにあたらしい場所にいきたいという気…

10月のねこ
6か月前
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変わらない過去とイヤホンから流れるラジオのこと

『みなさん、こんばんは。……です。本日は…』 朝起きて仕事に行くとき、いつもの駅まで40分くらい歩いています。 近くに15分くらいで着く駅もあるのですが、夏や雨の日以外はずっと、仕事に行く前のお散歩の時間としてよく歩いています。 ここ最近は金木犀が咲きはじめ、ふわっと香るたびに「うわ…うれしい…」と、大好きな10月がようやくやってきたかと胸を躍らせて。 暖かい日差しと肌を撫でる涼しい風、秋の花は咲いて草の香りがする。これほどに美しい季節のことを、わたしはとても愛していま

勘違い

「何から話せば良いのかな」。 悲しいことが多すぎる日常に何を添えれば、あなたに触ることが…

静かな海
1年前
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また会えたね

これまで書いてきたエッセイを、ふと読み返してみることがあります。 数十日前。数ヶ月前。数…

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冬の光

わたしは移り変わる季節の中、冬に差す光のことがとても好きです。それは必ずしも目に見える、…

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この星のかけら

「ツートントン、ツーツー。」 この広い宇宙のなかで、その星の上にいるあなたに、この声が届…

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あなたのための星であること

わたしの住む星には、ほんの少しの美しいものがある。 そう感じたのは、ここ数年のことでした…

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黄金色の小麦畑に君は誰を想う

人生は複雑だ。異論は、申し訳ないけど認めない。 幸せも、愛も、痛みも、虚無でさえ、絡まり…

静かな海
2年前
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魔法つかいになりたかった、いつかの小さな女の子へ

魔法つかいになりたかった。 キラキラステッキをくるりと回してかわいい呪文を唱えれば、好きなあの子を振り向かせたり、今日のおやつの綿菓子が空に浮かぶあの雲くらい大きなものになったり、空飛ぶほうきに乗っていつもの街を自由に散歩したり。 悪者に出くわしてピンチになっても、素敵な音楽が流れてとっておきの衣装に着替え、最後にはニコニコ笑うそういう魔法つかいに。 おそらくそれは難しいようだと気が付いた私は、妄想の中だけでも魔法つかいでいようと思いました。 長い長い学校からの帰り道。