以前からご要望頂いていた「ヘルスケア・医療従事者が女性ヘルスケアを語る場」を早速オープンしてみたら…
以前から様々なヘルスケア企業様から「(社外には出せない情報とか色々あるんだけども、でもやっぱり)他の企業とのつながりが欲しい」「他の企業はどういった課題にぶつかって、どのようにその課題を解決しているのか知りたい」といったお声を度々頂いていたこともあり。
「ヘルスケア・医療従事者が女性ヘルスケアについてディスカッション・意見交換・学べる場」を3月14日にオープンしました。
女性のヘルスケア課題とその課題解決策について、ヘルスケア事業者・医療関連従事者の皆さんが、“組織・企業の壁” を越えて交流・ディスカッション・学び合うことを目的としています。各回、様々な女性ヘルスケアに関連するテーマを策定し、オンラインイベントを開催していく予定です。
……と、軽い気持ちで告知をしてみたら早速数名の方がフォローしてくださり、さらには「こんなイベントを開催してほしい」「このような場が欲しかったのでありがたいです」といったお問合せ・ご感想まで頂いてしまい、慌ててイベントを企画しているところです(汗)。
この1週間、イベント企画(=登壇してくださる企業様・専門家様探し)であれこれ動いてみたところ早速4月は2件、イベントを開催できそうで、少し安心しています。
1件目は「女性の行動変容を促すヘルスコミュニケーション」について。女性向けのヘルスケア事業において、自社の商品・サービスの購買行動を促すには、まずは健康行動を促す必要があるわけで、そのあたりを、専門家の方をお招きして勉強会の後、参加者全員で質問・ディスカッションを行おうと思ってます。
2件目は薬局管理栄養士さんをお迎えして、高齢女性患者の最近の健康動向や食事意識についてお話をお伺いしようかなと考えてます。フレイルとの関連が強い低栄養・粗食は、高齢女性の健康問題の一つ。フレイル予防の観点から低栄養対策は、医療・介護業界では喫緊の課題となってはいるものの、どうしても単身高齢者の場合は、低栄養になりがちなのは各種調査で明らかになっています。
後期高齢者は「粗食が健康にとって大事」との認識が強く「現在の食事内容で十分な栄養をとれている」と90%が自覚している一方で、管理栄養士の71%は「そう思わない」と回答しており、高齢者自身と、栄養のプロである管理栄養士の間には大きな認識の差があります(調査:ネスレ日本株式会社ネスレヘルスサイエンスカンパニー)。この認識の差を、薬局管理栄養士さんたちはどのように埋めていくのか?どのようにして、食行動の改善に導いていくのか?
こういったことなどを深堀してディスカッションしていく予定です。ヘルスケア企業の方々(食品メーカーさんや、GMSやDgsの方々など)にとって様々な発見があるのではと思います。
いずれも、ご参加頂く皆様には、短時間で多くの知識や情報を得て頂ける場にしていきますので、ぜひご参加くださいm(_ _)m。詳細が決まり次第、お知らせさせて頂きます。イベント情報を受取りたい方はぜひフォローしてくださいませ。
そして、女性ヘルスケアに関するデータや知見、最新情報をお持ちの方で「我こそ登壇したい!業界に向けて情報発信したい!」という企業の方や専門家の方からの立候補もお待ちしてます。ぜひ私たちウーマンズと一緒にイベントを企画しましょう!