マガジンのカバー画像

ぼやぼやしたもの

21
あたまの中のイメージを表したかったらしい。
運営しているクリエイター

#note

素直さ

素直さには、時間的制約が存在しない。放たれた瞬間、だれかに観測されたが最後、その人間の中…

えりん
3年前
3

無 part1

まるい。えん。杞憂。そして雨。降り注いで、咲いて、光る。じゅわっと、そっと、ぱちぱち。飲…

えりん
3年前
2

ただ徒らにこの世界で踊っている

心が震えるものに出会ったとき、わかるのだ。あ、またこれだ、と。全身の血液が沸騰していき、…

えりん
4年前
6

Surrendering

”なにもない。ただその流れに身を任せてふわふわと漂っている。意志を持たず、また何からの支…

えりん
4年前
5

リアルなわたしの生活

朝は違う部屋にいる他人のめざましのかすかな音で起き、焼いたトーストにレタスとサラミ、アボ…

えりん
4年前
2

作品に込めた祈り

心から感動するとき、それは、他者の生み出すものにその人の途方もなく緻密な歴史が感じられ、…

えりん
4年前
2
再生

雨の日の東京

なぜか強いられてきた汚くて使い勝手のわるいものより、良い色眼鏡をかけていきたいじゃないですか。今までのは実は老眼鏡だったんだよ、合ってなかったの。新しいの着けよう?ほら、めっちゃ似合ってる、そっちの方がカッコいい。老眼鏡は、また歳取ったら着ければいいよ。あっ、つけたくなかったら裸眼でももちろん大丈夫。ひとは、まるで裸の人を見るような、変なヤツって思うかもしれないけど... 見て?コメント欄。せかいにはこんなたくさんの人が日本に行きたいの、それも、雨の日に。実は昨日他の国から転生してきて今初めて東京に来た人間として生きてもいいのよ。そしたら自分はどんな反応をするとおもう?心の底から喜びが湧き上がってくるような、そんな感覚があるよ。これは生きていく上で一番大切な想像力の訓練かもね。

みんながプレイしているRPGの話

みんな、知らないうちに滑り台から好きなトンネル選んで落ちてきた。最適なコース。自分で選択…

えりん
4年前
4

張り詰めた音が見える街

「今日もまた、終わってしまった。」 淋しそうに凍える木々が体感温度をより一層下げる。僕は…

えりん
5年前
10

きみがいた”証拠”

ふと顔を上げると、シーリングのファンが心地よい音を立てて回っている。突然がらんとしてしま…

えりん
5年前
7