傾聴の成果?夫が聞き上手になった日
ある日の気づきです。
いつもの会話にちょっとしたいい変化があったのでまとめてみました。
Ricoの心の天気は曇り空
とある電話面談をしたとき、少し腑に落ちなかったり、少し嫌だなとか苦手に思う点がありました。
30分程度かと思ったものが1時間ほどかかり、夫が見に来てくれました。
その時の心の天気は曇り空。
なんだか納得のいかない気持ちでした。
いつもなら
どうだったのー?とたずねてきた夫。
電話の内容を話します。
内容は、新しい仕事についての面談だったので、インタビューを受けたり、業務内容を聞いたのですが、少しこれまでの分野とは異なるため苦手に思う節があり、性格的にも合わないんじゃないかと感じていました。
この仕事の簡単な内容は夫にも話していて、電話が始まる前に「おもしろそうだから聞くだけ聞いてみたら?」と話していました。
普段の夫であれば、このような新しいことに対しては
「へーそうなんだ」
「いいじゃん」
「やってみたら?」
の3段落ちです。
これって前向きそうに見えますが、完全にこちらの気持ちは無視です。
自分的にはおもしろいと思っているので、「俺だったらやりたいなー」「俺だったらこうするー」と言った返しが来るのです。
ただ性格的には、夫のあっけらかーんとした性格と心配性なところがあるわたしでは、いいじゃんと言われても完璧にいいとは思えないのです。
驚き
その日の夫の返しはちょっと変わっていました。
「へーそうなんだー…ふーん、やってみてもいいけど嫌だったらやんなくていいんじゃない?新しいことが知れてよかったね」
ちょっとびっくりしました。
いつもなら3段落ちからのガンガン押してくることもあるのですが、嫌な気持ちにならなかったのです。
傾聴からのフィードバックじゃないか!
これってちゃんと事実に対して返事してくれたのかもと思いました。
いつもなら「俺」の感覚でおもしろいかおもしろくないかと決めているのですが、今回も多少俺の感想は入っているのものの、彼だけの意見ではないと感じました。
これがすごく嬉しかったです。
単純に「私の話を聞いてくれたんだな」と思いました。
後からこのことを夫に話したのですが、「えーそんなに感動することー?」と不思議がっていました。
ポジティブはいいけどよくないときもある
基本的にわたしよりもポジティブ発言が多い夫なのですが、それが軽すぎるときがあります。
シチュエーションや性格的な問題もあると思っていて、わたしはHSP寄りだし、夫は非HSPです。
(HSPはHighly Sensitive Personでいわゆる繊細さんです)
そのためか、個人的にですが一見ポジティブな返しも、なんかしっくりこないことがあるのです。
だからこそ、今回の「新しいことが知れた」という事実がぴこーん!と来たのかもしれません。
先日、マインドフルネスの先生が友達の例を出してくれました。
先生の友人に子供がいる方がいて、毎日のように話しかけてくるそうです。しかも話も長いらしい。
なにか別のことに集中したい友人さんはいつもながら聞きをしていたようなのですが、ある日その子のために手を止めて聞いてみたところ、聞いて聞いて攻撃が短い時間で終わったそうなのです。
愛する人への最大の愛情表現は注意力と先生は教えてくれたのですが、まさにその通りだと思います。
例えそれが完全ではないとしても、いつもの10%だけ注意を向けることで関係性が良くなるのかなと思いました。
まあ基本的に忙しい夫なので、たいがいは適当にあしらわれることも多いのですけどね笑
そんなときは時間を見てまとめて話します。