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ライオンキングに学ぶ人生哲学

ライオン・キング ムファサ 観に行ってきました!

シンバの父、ムファサの幼少期の話。
スカーとの確執や王として讃えられるまでのストーリーで、まだ観てない方もいると思うのでネタバレになる所は注意書きするのでご安心ください。

キャスト(?笑)はサバンナの動物たちですが、人間に置き換えて観れるので私は人間模様と重ねて共感の嵐でした!

映画観て、面白かった〜!しか言えない人って、ただ情報を受け取るだけで自分に応用できないので、やめましょう。

自分が感じた事なんて正解がないんだから、ちゃんと映画観た後に考える!
私は、映画やドラマや小説などのフィクションを楽しんだ後は必ずその事について深掘りさせます。
エンタメをエンタメで終わらせない。
あ〜面白かった!で終わらせない。

伝えたい哲学やメッセージを受け取って、人生に生かしていきます。


さて話は逸れましたがライオン・キング ムファサ
私が受け取ったメッセージと哲学を掘り下げていきます。

さらに最後には私の人間関係での経験での共感もご紹介します。
いつもハッピー!!前しか向かない!に見える(見せてる)私ですが、実際人間関係で嫌な思いもたくさんしてきました。

まぁ、病んだりはしないんですが『またか…』といった感じでがっかりするんですよね。
でも、ムファサを見て、私、間違ってなかったーーー!!!と背中押された。

そうそう!嫌な事言ってきたり攻撃してくる人って、悪の心に支配される弱き心に打ち負けるから、堕ちていくだけなんだ。


※ここから映画のネタバレを含みます


1でも登場するムファサの弟、スカー。
スカーはかつてタカという名前で、ムファサとは真の兄弟ではないの。

洪水で溺れたムファサが両親と生き別れになってしまって、流れ着いたのは故郷から離れた別の王国でタカ(スカー)に助けられます。

タカは王の子で、父親から次期王としての威厳を持つ事と期待を背負ってる子ライオン。

国王(タカの父)は、よそものを差別し穢れた血と扱いムファサを追い出そうとしますが、タカの母はひとりぼっちのムファサを見捨てられません。

タカとの競争に勝ったら、ムファサを引き取る事を条件にムファサとタカは走りの競争をする事に。
ゴール目前、横並び互角と状態で緊張感が走る中、タカはムファサに
『ボク、きょうだいがほしかったんだよね!』と言って微妙にペースダウン!(私、ここで涙)

結果、ムファサは勝利を収めこの王国で育つ権利を得られました。

ただ国王は、ムファサをオスライオンの群れには入れる事は認めず、タカの母とメスライオンの群れで過ごします。

ライオンの世界は、オスは縄張りを守って木陰で寝てるだけ。笑
メスは狩りをし、働き者。
ムファサも狩りを教わり、才能もあり努力もしてどんどん自分の力をつけていきます。

ある時、比較にならない程大きな頭体のホワイトライオンたちが国の侵略を目論んで偵察に来ているところ、ムファサは母を守り自分より大きくて強い恐ろしく化け物のようなホワイトライオンに、勇敢に立ち向かっていきます。

一方、離れた草むらでその様子を見ていたタカは怯んで逃げ去ってしまいます。

ここでタカのコンプレックス発令。最初は互角に競ってたムファサが、自分より勇敢で強く成長した差とその事実を突きつけられます。

ここで一念奮起して努力すればよかったのですが、狩りを学びたいと申し出るタカに、王は『オスには必要ない!』と一蹴。

さらには『次期王が怖気付いて逃げたなんて知られたら王としての威厳がなくなる!この話は誰にもするな!』みたいな感じで、隠させます。超毒親!

現実を誤魔化しても、タカは本物ではない劣等感は刻まれますよね。

その後、王国はホワイトライオンの侵略を免れられない事実に直面し、まだ若いムファサとタカは王国を離れる事を余儀なくされ、2匹での旅が始まります。

メスライオンのサラビや、おなじみのザズーやラフィキといった仲間と出会い旅を続ける最中、タカはサラビに恋をします。(この時、ムファサを追ってホワイトライオンの群れに追われてもいる)

ムファサはタカの気持ちを汲み取り、応援&協力体制。

ですが、サラビは勇敢でリーダーシップのある賢いムファサに惹かれていきます。ムファサもサラビに惹かれていき、その様子を見たタカは、今までの劣等感と、自分の居場所や大切な人の心を奪ってきたムファサに強い嫉妬の念でブラックタカモード覚醒。

仲間を裏切り、影で追っ手のホワイトライオンと結託し、ムファサを危険な状況に陥れます。

そこからムファサVSホワイトライオンの戦いとフィナーレへと展開していくのですが、ざっとストーリーはこんな感じ。


タカーーーー!!!涙
最初めっっちゃいいやつやったやん涙

本当、誰に育てられどんな環境に身を置くかって本当大事!
(これは家庭だけじゃなくて、今置いてる自分の環境を考えてって意味ね)

ムファサにも非はある。
けどどうしようもなく惹かれ合う男女の仲はある。
(のちにムファサとサラビは結婚してるしね)
ムファサが身を引いたからといって、サラビもタカと恋ができるかってわけでもないし。

自分より優れてる、自分にないものを持っている
そんなムファサに嫉妬して、自己肯定感だだ下がりのタカ。

ムファサにはなくてタカにしかないものもあるはずなんだけどね。

ライオンの世界ではムファサの持っているものが重要だったのね。
人間社会の学校や会社といった狭いコミュニティみたい。

適材適所なんだから、タカは王の器にふさわしいのはムファサだと認めて、自分を”負け”と思わず、サポート役や王じゃなくてもリーダーになればよかったのに。

王の血を引く息子といった事実が、重くのしかかってたからね。
どうしても劣等感で負けた気になってしまってた。

だけど、ムファサは才能もあったけど、努力もした。
努力をしなかった(できなかった)タカのムファサに向けられる気持ちは、嫉妬にしかならなかった。

なんてもどかしく切ない!!!

タカはかわいそうなのよ。
同情する涙!
でも、だからって堕ちたらダメだって…泣!!


私ね、色んな出会いがあるから友だちや知り合いが多いんですが
一定数現れる、私の真似をする子が出てくるの。

真似されるのは全然良いの。
私に良い影響を受けてくれてるんだろうなと思うし、好きを共有できるのも楽しいし。

でも、その真似がリスペクトからだんだん張り合いに変わってくると、こちらに向けられる言葉も変わってくる。
(今思えば。そんなん全然友だちじゃないね)

私と同じようなファッションを身に纏い、私と同じような物を持ち、私のジェネリックみたいになっていく。笑

私が格上だとか思ってないよ。
ただ、誰かになろうとするなんて自分の無駄遣いだし、あなたの魅力が置き去りになってて勿体無いと思うの。

人の良い所はどんどん真似したら良いと思う。
私も、色んな人から良い刺激を受けてるし、沢山学ばせてもらってるから。

だけど、丸パクリしてもそんなの自分の成長に繋がらないよね。
その人がいなかったら自分を失くしちゃうし、自分の力がつくわけじゃない。真似する時点で、自分が下位互換のような気持ちに自分から落ちていってるのよ。

ずっとね、私がもっとうまくやってたら?
何か鼻につく事を無意識にしてたのでは?と自分を責めたりもした。

だけど、私には悪意はない!
それに、変にフォローしたって真意は伝わっちゃうと思うから
『見下された』とか『上から目線でフォローされた』って思われてしまうのも本意ではない。

ムファサとタカを見て、才能や努力を一方的に妬まれて裏切られたり攻撃されたり、あるよね。ってなった。

だから私は、人と比べたり足を引っ張るんじゃなくて、手を差し伸べる人でありたいと思いました。

終わり方急に小学生の感想文みたいになったww


ライオンキングは、社会の縮図と人生哲学でした。

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