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ポジティブワードをちりばめて、全体のトーンを明るく!

ここしばらく、スピーチやプレゼンの準備についてまとめていますが、今日は第4弾。意識して「ポジティブワード」をちりばめる、ということについてです。

もちろん状況や目的にもよりますが、人前で話す時は、やはり明るいイメージや前向きな態度を印象付けたいですよね?!

面白いことに、ポジティブな表現は声の響きやトーン、滑舌、そして表情にも影響するのです。

例えば・・、
明るい、楽しい、嬉しい、素晴らしい、
輝く、きらめく、達成する、なし遂げる、
爽やか、穏やか、和やか、
イキイキ、わくわく、キラキラ などなど。

こういった言葉を口にすると、人は自然に笑顔になるものです。

笑顔で話すと、視線があがり、姿勢もよくなるので、よく通る張りのある声が出やすくなります。

そして、それが結果的に「聞きやすい話し方」「明るい雰囲気」につながる、というわけです。

スピーチ12

一方、難しい、厳しい、重い、期待できない、といったネガティブな言葉を口にするとき、人はどうしても、うつむきがちになります。

そして表情も硬く、口もあまり動かさず、低いトーンの声で話すようになってしまいます。

その結果、声がこもったり滑舌が悪くなって、聞きとりにくいく、暗い印象となり、会場にも重苦しい雰囲気が漂う、というわけです。

もちろん、重たい話、難しい話をしなければならないときもありますし、理想ばかりではなく、現実を語ることは必要でしょう。

しかし、聞き手は忙しい中、時間をさいて話を聞いているわけですから、重苦しい話は出来れば避けたい、というのがホンネではないでしょうか?

だからこそ、せめて話の最後は、ポジティブに、改善に結びつくような提案に繋げたいもの。

聞き手は、明るい話を聴いたり、笑顔でポジティブに考えようとする人と接することで、刺激をうけたり気分転換が出来るからです。

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心に残るスピーチやプレゼンというのは、聞き手の感情を揺り動かすスピーチだと私は考えています。

聞き手が『そうか、そんな風に考えれば、新しい一歩を踏み出せるのか…』と思えるように、スピーチやプレゼンの準備をする時は、ぜひ、最後にもう一度表現を見直してみてくださいね。

話の中にポジティブなワードがちりばめられているか、全体のトーンが明るく前向きな印象になっているか、どうぞご確認を‼︎


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