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スピーチやプレゼンは「最初の一文」「最後の一文」を決めておく!

スピーチやプレゼンの「準備方法」、第2弾です。

前回、気持ちに余裕を持って話をしたいなら、完全原稿ではなくても、話すためのメモを用意するほうが良い、そして、話すための原稿やメモは実際に声に出しながら書く、ということをご紹介しました。

とはいえ、2,3分程度の挨拶程度のスピーチならわかるけれど、30分や1時間といったプレゼンやセミナーの原稿を書くなんてどうすれば良いのか、相当大変・・、と思った方もいらっしゃると思います。

実は、私自身も通常、2時間のセミナーなどで「完全原稿」を用意することはありません(笑)。同じようなテーマでお話することが多いので、言うべきことはある程度頭に入っている、というのもありますが、2時間の完全台本を作るとなるとそれなりに時間もかかるうえ、実際にその通りにはなかなか進まないからです💦

在宅ワークイラスト

そこで、スライドを見せながら進めるプレゼンやセミナーの時にお勧めしているのが、こんな方法です!

①最初の一言はきっちり「話し言葉」で書く
②続きはポイントやキーワードを箇条書きにする
③最後の一言は最初と同じように「話し言葉」で書く

最初の一言というのは、スライドを変えた時に声に出す最初の一文です。これから何を話すのか、全体の構成のなかでどの立ち位置にいるか、を明確にすれば聞き手を惹きつけることができるからです。また、最初の一言で噛んだり言いよどんだりすると、自信のなさが表れてしまうので、それを防ぐ意味もあります。

そのあとは、パッと見てすぐわかるように、ポイントやキーワードを書いておきます。完全原稿だと、どうしてもうつむいて「読む」ということになりがちなので、箇条書きのほうが自然な話し方になるのではないでしょうか。さらに時間が余った時のためのネタとして、裏話やエピソードなどもメモしておくと便利です。

そして、最後の一言を書く、というのは、次のスライドに行く前に、キャッチな表現でまとめられる、内容を印象付けるのに役立ちからです。また、次の展開の予告をしておくと、聞き手に期待を持たせて惹きつけておくこともできます。

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いかがでしょうか? イメージできたでしょうか?

この方法なら、それほど時間をかけずに準備ができるかと思います。

なにより、こうして声に出しながらメモを作る、という行為が本番リハーサルをしているようなものなので、話し方の練習にもなります。

私自身も毎回必ず、スライド資料のほかにこういった『話すためのメモ』を用意しています。この時に内容構成や時間配分なども改めてチェックして、修正するようにしています。

これは、聞き手にきちんと伝えるために、そして自分自身も余裕を持って気持ちよく話すために、欠かせない作業だと考えています‼︎

話し始めの一言や、締めの表現、スライドチェンジのつなぎなども、参考文例がありますので、また少しずつご紹介していきますね!どうぞご参考に。

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