持っているものを交換しよう

ニュージーランドでCrop Swapというものに初めて参加した。「持っているものを交換しよう」っていう集まり。

月に1度開催されていて、今回の参加者は35人程度。

持ち寄りは何でも良くて、野菜・果物・苗・種・ハーブ・卵・お菓子・乾麺・ジャム・ナッツ等。

机に並べて、ひとりずつ自己紹介と持ち寄り品の紹介をする。

全員の自己紹介が終わった後、一気にみんなが自分の欲しいものを取りに行ったり、会話したり、という流れだった。

人には得意不得意がある。そして苗を育てるのも野菜や果物によって豊作不作がある。「鶏を育てるのは得意だけど、野菜を育てるのは苦手」「レタスはたくさんの発芽したけど、パンプキンは発芽しなかった」
全てがパーフェクトな人はいない。だから得意豊作なものを持ち寄って、苦手不作のものを頂く。レモンを持って行って、数種類の野菜や卵やお菓子が手に入る。そんな持ちつ持たれつの関係、凸凹の関係、頼って頼られる関係が、人間らしくて素敵だと私は感じた。

そんなコミュニティがあることにとても心が温まった。こういう事するの、いいなあ。