小麦アレルギーの原因となるもの

今年から麹から酵母を起こして
パンを焼くようになり
大豆と小麦から醤油を作るようになり
小麦に触れ合う機会が増えました。

「小麦は身体に負担かける」と思い込んでいた
ところもあったけれど
小麦の品種、パンの発酵などを見ていると
「それって本当なのかな？」と
感じるようになりました。

去年くらいに
古代小麦はグルテンアレルギーや
小麦アレルギーが出にくく
消化にも負担がかからず
血糖値の上昇もゆるりで
ミネラルも豊富だという話を聞いたことがあって
⁡
そのときは「そんなんだー」って
くらいだったけど

また最近
「スペルト小麦だとアレルギーが出なかった」
との話を聞いて
むくむくと古代小麦に興味が出てきました。

ネットで古代小麦を探してみたり
野菜を販売している農家のおじちゃんに
聞いてみたりしたけど
手に入れることができず
「どうしようかな」と思っていたところ

ふと和歌山で自然農で小麦を栽培して
⁡パンを焼いているようこさんを思い出して
連絡して古代小麦を分けてもらうことになりました。

ようこさんの畑で麦を植えるお手伝いして
小麦の話をしていたら

・市販の小麦やタンパク質の高い小麦は
品種改良されており
品種改良されているものは
農薬で殺さないようなものであったり
収穫量が多いものであったりして
身体にとって負担になりやすい

・古代小麦は一房になっている麦の量が少なく
収量が少ない

・虫から守るために外の皮が硬く、製粉機によっては
粉にできないものもある

・古代小麦はタンパク量が少なく膨らみにくい

・古代小麦の代表である「スペルト小麦」や「ライ麦」は
品種改良されているものが多い

・カムト小麦はエジプト王のお墓で発見されたもので
最も古代に近いと言われている

・米アレルギーも増えてきており
それらも古代米である「ササニシキ」や「亀の尾」
ならばアレルギーは出ないと言われている

などを聞きました。

小麦アレルギーが増えている近年
原因は小麦によるものというより
農薬・品種改良・ポストハーベストが
原因ではないかと言われています。

米アレルギーが出てきたのも
お米そのものに問題があるのではなく
農薬・品種改良が原因ではないでしょうか。

なぜなら、古代小麦（カムト小麦）は
含まれる成分が、現在主流の品種改良された小麦とは
遺伝子レベルで別物であると言われています。

そのためカムト小麦は小麦アレルギーの方の
大半の方が食べることができます。
お米も古代米ならば食べられるというもの
遺伝子操作されていないことや
古代米は無農薬で栽培されているため
農薬の影響を受けていないので
アレルギー症状が出ないということでしょう。

大人になって小麦アレルギーになる方の多くが
スーパーで購入したパンを食べています。
添加物がたくさん入り
ろくに発酵もしていないパンを食べていては
腸がアレルギー反応を出すのも
よくわかります。

「小麦をやめよう」「小麦は悪」という声も聞きますが
小麦が悪なのではなくて
選んでいる小麦やパンが悪さの原因でしょう。

わたしは小麦食べすぎると
身体に溜まって重くなります。
海外に住んで2回とも10kg太ったのは
小麦中心生活だったから気もしますが
毎日スーパーで購入したパスタやパンを
食べていたのが本当の原因かもしれません。

「よし！じゃあ今日から古代小麦を食べよう！」
「古代米を食べよう！」と思っても
すぐに手に入るものではありません。
スーパーにも売ってはいません。

でも、「どんな小麦を選ぶか」
「どんな発酵のパンを選ぶか」
「自然に発酵されたパンか」が
アレルギー症状や身体の不調に繋がります。
まず知識として「知っておくこと」は
とても大切です。
そのアンテナが立っていると
もし「古代小麦」「古代米」に出会った時に
気づくことができます。

「なぜアレルギーが出るのか」
「なぜ不調になるのか」
その原因を表面上で終わらせず
ズブズブと深掘りしていくのもおもしろいですね！

今日も素敵な1日をお過ごしください！