青山学院大学 地球社会共生学部エリック学部長がタイ王国のシリントーン王女より表彰
3月24日にタイのタマサート大学タープラチャン・キャンパスにて、Faculty of Liberal Arts 60周年の歴史において多大な貢献をしたとして青山学院大学 地球社会共生学部が表彰を受けるという光栄に預かりました。地球社会共生学部からは4月より学部長に就任した私エリックとタイに造詣の深い齋藤大輔准教授が列席に参加し、僭越ながら私が直接表彰状を受け取るという大役を務めました。
シリントーン王女は、タイ王国の王位継承者の一人で、現在のラーマ10世国王の妹にあたります。王室初の国内大学進学者でチュラーロンコーン大学文学部へ進学されました。言語学の学位もお持ちで、スピーチの中でも言語に関するお話もたくさんされていました。気さくなお人柄が有名で、国民に親しみやすい言葉でお話され気さくなお人柄から国民に愛される女王として有名です。そのような王女からの表彰は青山学院大学として、もちろん個人としても生涯に渡り誇れる素晴らしい経験でした。
今回、Faculty of Liberal Arts 60周年記念式典を催したタマサート大学は、チュラーロンコーン大学に次ぐ歴史を持つ国立大学です。最初は法学者であったプリーディー・パノムヨンによって1934年に創設された法学系を起源としており、法学部門ではタイ国内の権威とされています。Faculty of Liberal Artsは1962年に設置され多くの学生が社会問題に向き合うようになりました。社会課題に向き合い、実践していく学部の姿は、まさに我々地球社会共生学部の文化と合致し、これまで多くの学生を送り、留学生を受け入れてきました。
今回の式典の1週間前にはタマサート大学を訪問し、Faculty of Liberal Arts のDeanであるDr.Passapongと膝を突き合わせ、こらからの教育のあるべき姿、留学の未来、そして両校のより深い関係を築く具体的な議論をすることが出来ました。より学生同士の交流を深くする施策や企業を巻き込んだグローバル規模の産学連携について、今後も継続して協業していくことを約束し、実際に現在も進行形で話は進んでいます。
今回のシリントーン王女からの表彰、そしてタマサート大学との交流を通じて、地球社会共生学部がタイへの学びと社会貢献について学生だけではなく教員も一体となってコミットしていかなければならないと強く感じました。
Peace out,
Eric
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