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『採用基準』伊賀泰代
マッキンゼーで5年コンサルタント、12年採用を担当していて、気づきを与えてくれる本を何冊を書いている人の本です!
自分のキャリアを見つめなおすのに、初心に帰らせてくれる本がたくさんあります。
本当にお世話になってます…
伊賀さんが、マッキンゼーの採用担当をしていた中で、
①グローバルビジネスの場で求められる資質を、日本ではその概念さえ理解されていないという現実。
②マッキンゼーの求める人材と日本社会が必要としている人材は同じであるということ。
に気づきます。
”それ”を理解され、1人1人が身につけることができれば、日本社会・企業だけでなく個人の生き方も変わってくるはず!
ということで、書かれた本が「採用基準」。
この本に目がとまった人は、タイトルからして、選ばれたいと思っている人なんだと思います。
この本、実はほとんどが”リーダーシップ”について書かれています。
リーダーシップを身につければ、選ばれます!
そのためには、正しく理解しなくてはいけません。
外資系企業では、すべての社員にリーダーシップを求めるが、日本ではまだ限定的で、その概念自体よく理解されていないといいます。
”リーダー”って、チームに1人いて、引っ張ってってまとめてくれる役割の人、だと思っていませんか?
私も正直、前までそう思っていました…
伊賀さんも、「日本では、リーダーが雑用係になっているのでないか」と書いています。
リーダーとは、和を尊ぶ人ではなく、成果をだしてくれる人です。
日本の大企業は保守的なところが多く、”よくしつけ”されています。
「立場を考えて行動」が基本的になって、出る杭は打たれるような環境じゃないですか?
うちの企業なんて、古くからの日本的企業なので、上の人になるほど保守的です。
そのせいで、内部への説得が一番の山だったりします。
このような環境では、成長の可能性とスピードを大きく損ないます。
気をつけないと、「立派社会人」ではなく「極めて保守的な組織の構成員」に成り下がってしまいます。
人は、チャレンジを続けていると、次々とあたらしいこと、より大きな仕事を手掛けることが怖くなくなるといいます。
リーダーシップは、出来ないときからやり始めて、学びながら次回に繋げることができます。ふつうの人が日常的に発揮できるスキルです。
そして、自分の世界を広げるためにも、リーダーシップは必要です。
この本を読んでいると、はやくリーダーシップとれる経験がしたい!
新しいことにチャレンジしたい!という気持ちになります。
私は、今の仕事だと結構頭打ちなので、プライベートの時間含め、いろんなことにチャレンジしていきたいと思っています。
このnoteもチャレンジの一つです!
インプットしたらアウトプット!
自分の世界を広げていきたいな。
今日はこのへんで。
引き続きよろしくお願いいたします。