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皆さんこんにちは🍀

今日は【能動的なレッスン】をテーマに書いていきます!
そもそも能動的と受動的は何が違うのでしょう?

能動的とは→簡単に言うと、自ら考えて行動出来る事。
課題や目的を客観的に把握して言われる前に動ける人。

受動的とは→与えられたものをこなす。言われた事をやる事。自ら考えないで受身な人。

だと思いますが、別にどちらが悪いわけではなく、どちらも必要なので
状況に応じて使い分けられる事が1番だと思います。

能動的と言うのをテーマにダンスレッスンに当てはめていこうと思います!
では、能動的なレッスンとは、ですが、、、

基本子供達(小学生〜大学生位まで)の場合。
例えばコンテンポラリーダンスの作品を一つ作るとしましょう。
まず振付を練習していき、振りが完成したらミーティングをします。
それぞれが
②どの様な作品のイメージか
どの様に感じているか
・どうなったら良くなるのか
・その為にはどの様な行動が必要か
等を自分達で話し合わせて、考えさせ、目標や課題を打ち出します。

これは、きっとどの分野でもやっていることだと思うのですが、まず何を目指しているかを明確にするのとしないのとでは、完成になった時に結果が全然変わります。

「ただ動く」のと「イメージして動く」のは全く違います。体の質感も変わります。(これは良いテーマなのでまた違うブログで書きますね☝️)

この様な与えられたものを、自分達でどう解釈し
どう表現するのか、というのはもらったものをそのまま食べるのではなく、咀嚼して自分の血と肉にするのと
同じ作業です。
この様な「キャッチする能力」というのは、頭の中身も身体も神経も起きてないと、出来ません。
ダンサーには絶対に必要であり、頂いた振りや作品を
如何に演出した意図を汲み取り、体現する事は
必要不可欠です。

それには、訓練が必要であり、対応能力も鍛えなければなりませんね。

また、普段のレッスンでの能動的なダンスレッスンをする上で心がけている事は下記です。

①生徒に質問をして、答えさせる
②前回私が何を言っていたか聞く。思い出させる
③自分で練習させる時間を作る
④どの様に身体が感じているか、どこが動いているのかを投げかける、声かけする。

まず①生徒に質問して、答えさせる
ですが
例えば、プリエについて「足裏の設置面はどこか?」
「どこを回しているか?」等、質問をします。
言葉にして、初めて体というものは【自覚】がわくと思います。人に説明させる事で、自分へも学びを促します。
そこに続き
②前回私が何を言っていたか聞く。思い出させる
ですが
毎週同じ基礎を大体やるので「先週の動きの時に私は何を注意したか?」と、生徒さんに問います。
その時、大体の人が答えられません。笑

基本、一度言った事を二度と言われないようにバレエでは教育されます。笑💪
そこを注意していくと、上達が早まるでしょう。

③自分で練習させる時間を作る
ですが
これは、シンプルに自分で噛み砕く時間を作ります。
先生を見て反射神経で踊ってるうちは、絶対に覚えられないです。一人で踊れて初めて覚えている、と言えます。自主練が上手くなる時間です。

④どの様に身体が感じているか、どこが動いているのかを投げかける、声かけする。
はい、これ👋!!笑 来ました。
私が1番踊る時や教えてる時に、意識させたいのはこちらです。

身体というのは、私もですがまだまだ眠っている筋肉が沢山あります。
そして、それを意識して使いこなせる様になるのは
まず自分でどこを使ってるかを感じる事から始まります。
なんとなく使っていると、無駄な筋肉や固めすぎてしまったり、どこか邪魔をして、結果上手く踊れません。
目を瞑っていても手や足がどこにあるか、どの程度力が入っているのか、等
「内観」をする事がとても大事です。
これをするには、自主的な練習と向き合う相当な時間が必要であり、身体が感じれるまで待ち、動かす、待ち、動かすの繰り返しが必要です。
日頃のレッスンでここまで行くのは不可能なので
自分で持ち帰っての研究が必要です。

慣れてくると、日頃のレッスンから自分に集中し
本当の意味での「自分のレッスン」が出来るようになるでしょう。
与えられたものを、ただこなすのと
能動的に自主的に動かす、踊るのは
効率の良い練習でもあり、上達する人はこれが出来る人です。

能動的で、良い時間が過ごせますよう、頑張りましょう!ダンスライフ応援しています💪😊


絵里


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