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①より続き→

④アメリのキャラクターとストーリーの目的

ここは1番大事だと思います。「アメリ」とは。ですね!
彼女は、両親がいながらも、神経質な親同士で、閉塞感のある家庭な感じでした。
お父さんは医者で、心臓病と誤診し、途中お母さんが無くなり、より引きこもりの様な生活を22歳までして、初めて触れた社会は
ルージュというカフェの様で☕️
人と接してこなかった女性が、少しずつ人に触れて愛をわかっていく、という話ですね。

小さい頃からこだわりが強い
怒ってる表情が可愛い💕
ほんとこの子良い表情。笑
怒るとやり返す

周りの人物も非常に個性豊かで面白く、社会と言うのがよく見えるキャラクターが出てきます。
アメリの事を孫の様に可愛がるお爺さんや、アメリを取り囲む人々がいるおかげで、アメリも引き立ちますね✨
また、お父さんが、淡白で。
娘にわかりやすい愛情や可愛がったりとかを
あまりしなかった様で
アメリはずっと寂しい、さみしいと愛に飢えた状態で大人になった訳です。
そんな彼女が、初めて恋をして、不器用ながらにいじらしく駆け引きしたりアピールしたり、、そして恐ろしくピュアなので、好きな人ニノが、部屋に会いに来てくれた時、このシーンのめちゃ良かった所が

言葉を交わさず、ひたすらキスをすると言う。
それだけでも不器用ながらに「好き」な気持ちがとても
伝わるシーンで、喋らない事がとても良かったんですよね☺️

愛に満たされる

⑤その他に思った事

基本最初の方はずっとストーリーテラーが語り
あまり台詞がないまま、家族の紹介や、登場人物とストーリーが進んでいきます。
それも不思議でしたね!また、それぞれの人物の
「好きなもの、嫌いなもの」を紹介していくのですが
これもフランスの文化が反映されてるのかなー?とか思ったり。
日本人て、大体何か聞いてもハッキリしない事多いと思いませんか?「多分、なんとなく、それで良い」的な
人に合わせる文化というか。
調和を取るのは、日本の良い所でもあり、また反面
良くない所でもありますね。責任取らない政治にもそれが出ています。
恐らく海外は、私はこう、とかYESor NOの意見がはっきりしてると思うので。
映画にも、特徴が出ているのかな?と思いました!
ちなみに私はフランス的な性格をしている所があると思うので、共感できて面白かったです。笑

⑥演出効果と音楽
例えば、唯一の友達だった金魚の「クジラ」。
お母さんが家で金魚鉢から逃げてしまった事を面倒に思い、池に逃してしまうシーン。
(このお母さんは本当に子供の気持ちを考えてないんだなと思いますね😠)
ここはアメリの悲しみが、池を雨で覆い尽くして次のシーンに繋がる様にカット割りされていました。
ここも美しかったし、アメリが告白出来なくて水みたいに溶けてしまうシーン。ここもファンタジーな感じで可愛かった!
舞台と舞台の合間の演出の様で良かったです😊

そして、1番私が良いと思う音楽!これはヤン・ティルセンあっての、この映画の一部だと思います✨
全てのコーディネートが合っている映画です🎬

最後に締めると、
孤独なアメリ、さみしくてさみしくて、愛されたくて
社会に出て世間の人達と触れて、少し世界が楽しくなり、そして恋をして、愛を知る。
これって、常に人が抱えてるテーマだと思います。
また、私の性格もアメリと似てる所が多く、変わってる、いたずら好き、ひねくれてる、すぐ怒る、意外とピュア。笑 な所が私もあるので
共感できるテーマと作品でした👗

キャッチコピーは、「幸せになる」
また何度でも観たくなる。素敵な映画でした✨
人生は楽しむものですね😊

何度でも恋をして、世界に愛を☺️

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絵里

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